なにわの銀のギンギンblog

万の事を書き記した記録

無法な街に集うはキャッホーな奴ばかり

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今回は自分が所属しているスト部での大会について書いていこうと思います。二回目にしてエモからワチャワチャ感に移ると言うブレブレスタイル。まあ現実、あぁいうエモいのそうそうないっすからね。。

 

 

ちな、他のメンバーも記事にしておられるのでそちらも是非ご覧ください。

 

note.com

blog.livedoor.jp

 

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今とある部活に所属している。週に二回ほど集まってUやMでストをする部活である。「業務後、定期的に集まってストやらない?」というゆるいところからスタートした部活で、最初は業務後ナンパタイムと言っていた。 

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けいおん!のゆるさに近く、紅茶→酒、バンド→ストに置き換えたぐらいの感じ。いやーナンパって軟派って書くぐらいだら軟かい活動だと思ってたんですよー。

 

 

6月18日に部長(サブマリ (@submari2020) | Twitter)とコンビストをしていた時に、「来週緊急事態明けるし、大会みたいな感じして思いっきりストしない?」と提案したことから部活動スト大会が産声を上げた。

 

 

緊急事態→まんぼうへの移行で酒が解禁されることから街が熱くなることは容易に想像できた。他のメンバーも了承してくれたので、翌週華金の大会実施が決まる。ルールは以下の通り。

 

場所:U

時間:20:00〜23:00

ポイント基準

Lゲ:1ポイント

連れ出し:5ポイント

即:30ポイント

※コンビニ、自販機は連れ出しにカウントせず。居酒屋・個室などが対象。

※コンビOK

優勝特典:翌月部長に昇進

 

 

我々のそれは、凄腕のナンパ頂上決戦的なスト大会ではないのでこんな感じ。声かけ数もポイント化するかには議論があったようだが、ローラータイプの銀がいるので却下された。確かに、一番声かけて頑張ったから優勝とか冷めるしね。

 

 

戦略を考える。銀は準即タイプで、即、ましてや弾丸即は少ない。顔刺しスパアアァァアアァン!!みたいなのがないので仕上げるのに時間がかかる。

 

 

このルールであれば1即が優勝ラインだろう。即にこだわって損切り強めていくか、、いや練習もしていないスタイルよりも、いつもの実力で戦うことを優先していこう!ということでノンスクリーニング戦略で行くことにした。

 

 

参戦したメンバーは以下の通り。

 

サブマリ (@submari2020) | Twitter

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めりの (@sheep141414) | Twitter

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日ペン (@input_now) | Twitter

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A級 (@ENJA_ono_) | Twitter

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法然@ハラミあんご一門 (@Xitv871) | Twitter

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シン@子孫繁栄 (@nanparity) | Twitter

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なにわの銀 (@naniwanoginn) | Twitter

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画像は大会前日にいそいそ作った。こんなん作ってる時間あったらnoteの一つでも読むべきだろうが、うんうんこれもスト活だね。なお「雑なコラ画像」「中国製ニセモノ感」(部長ブログ引用)という感想をいただく。自分涙いいすか?

 

 

大会当日。早めについためりのとkp。仕事の終わったメンバーが続々と集まってくる。 あと数人集まったら始めるか、というところでめりのが我慢できず、まさかのスト高特攻。結局彼は戻ってくることはなかった。。

 

 

ストを愛し過ぎた男と紹介したけど、スタートまでの時間を惜しんでストするとかあたおかです(いい意味で)。あとで判明したが、スト高コンビニ連れ出し、Lゲまでいっていたらしい。時間外なので0ポイント。本当残念な男である。

 

 

めりの抜きで挨拶が始まり、部長の合図とともにそれぞれ駆け出す。A級は10秒も経たないうちに子豚に声を掛けていた。こいつ!マジじゃねーか…!!シンと法然もすでに動き出したようだ。これが大会…!と思ったら、動き出さない奴らがいた。

 

 

部長サブマリと日ペンである。あとから聞いたが、2人は3時間ガチで戦うのは無理だから最初地蔵トークに時間を使って気分を高めてからいく、という作戦をとったらしい。開始前にスト始めためりのといい、この部活どないなってんねんwwwすぐに案件のところに行ったA級、シン、法然を見習え!

 

 

一方その頃なにわの銀は。トイレにいた。いやーお酒飲むとよくないですね。

 

 

地下のトイレでスッキリしたところでストに戻る。いつもであれば地上に上がって戻るかーとか悠長に考えるところだが、これは大会。誰もいないであろう地下で声掛け数を稼ぎながら駅に流れていくというルートを選ぶ。

 

 

大会ってすごい。アドレナリンがドバドバ出てくる。アマチュアとはいえ自分が大会に参加するとは夢にも思わなかったので、めちゃくちゃ楽しい。記念すべき1声かけ目は、銀値5、クラスにいたら真ん中、というかTHE普通の女性に声をかける。顔はなんとなくだが柏木由紀に似てる気がする。

 

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銀「お姉さん、飲みたいなって目をしてますよ」

由紀「え?私?いやいやしてないですよ笑」

銀「本当ですか?世間は華金ですよ!」

由紀「いや、実は彼氏を車で迎えにきてて」

銀「なるほど、それは確かに飲めないし、だからこそ飲みたいなって目をしてるわけだ。あれ、じゃあ合ってたやん笑」

由紀「いや、まあそうなのかな笑。それであと2時間ぐらい時間潰す必要があって」

銀「それはめちゃくちゃ暇ですね」

由紀「そうなんですよー。コーヒーとかも閉まってて」

銀「じゃあ暇潰しに飲み行きましょ!俺もそういう気分だったんで。あ、お姉さんは烏龍茶ね」

由紀「いいですよー」

 

 

はい来ました!開始早々の連れ出し。優勝の二文字がチラつく。

 

 

一声掛け目で連れ出しとか街熱すぎワロタwwww、とか思っていたが、困ったことが起きる。街が熱すぎるのだ。蔓延防止措置に移行した20時以降のUは、人がごった返し、酒類をこっそり提供するお店に長蛇の列ができていた。

 

 

色々と店を物色するがどこも空いていない。まずい。コンビニ連れ出しは得点にならないし、並行トークしてる感じホテル打診をしたら破綻しそうな雰囲気だった。強スクリーニングを掛けて次に行く選択もあったが、凄腕ではない自分はどうしても連れ出し5ポイントが欲しかった。案件を説得し、店の待機列に並ぶことにする。

 

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思ったより早く10分かそこらでお店に入ることができた。ハイボールとお茶を注文。この間に連れ出し画像をグループラインに送りながら戦略を考える。待機に使った時間、彼氏が来るまでの時間を計算すると、30分の間にホテ搬しなければいけない。

 

 

最初に職業の話をするも警戒心が強く教えてくれない。ググるとすぐに身バレしてしまうような特殊な職業についているようだ。他の質問に移る。どういう人がタイプ?という質問に「仕事ができる人」と返ってくる。

 

 

なるほど、これはいいネタが手に入った。すぐに仕事の話に持っていきたくなる気持ちを抑え、理想のデートネタで話を盛り上げる。

 

 

人間好きなポイントは違うので、基本その人の嗜好を聞き出し、それに合わせたトークに持っていく後出しじゃんけんスタイルが最強だと思っている。ただすぐにやると小物感が強い。前はこれでよく負けていた。

 

 

そこで今は、相手も忘れた頃に、「〇〇をしててさぁ」→「え、そうなんだ!いいね!」という、時間差を作った隠れ後出しじゃんけんスタイルを採用している。これは仕事でも使っているテク。

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通常は自己開示→恋愛→性の話に持っていくが、今回は恋愛→仕事→口説きに順番を入れ替える。これがうまくハマり、徐々に仕上がっていく。

 

 

銀「彼氏にしてきた人ってどういう人が多いん?」

由紀「うーん、バラバラだけど顔は中の下っていう感じの人が多いかなー」

銀「あ、そうなん?ちなみに俺は」

由紀「上の下?」

 

 

はい来ました!!kyoさんから「お前したらば値2」だよ、と言われた俺にも春が!マジでしたらば値2の顔を想像してもらったら俺の顔に行き着くと思うので、二分間ぐらい想像して欲しい。

 

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「お前したらば値2だよ」と神託を下すkyo先生

 

 

「上の下」発言は社交辞令という面もあるが、表情は仕上がっている感じで満更でもない。極稀にこういうことがあるんですよ。基本的にウケる顔ではないのだが、刺さるやつにはマジで刺さる顔をしているらしい。銀はこれをパクチー現象と呼んでいる。

 

 

よく笑う子で会話も協力的、価値観トークで仕上がってきた感もある。この時点で30分が過ぎていた。ここで、銀は由紀にベットすることを決める。

 

 

銀「由紀のことマジで口説かせてほしい。あと1時間だけ俺にちょうだい」

由紀「えー、彼氏いない時だったら着いていくけど。うーん」

銀「(これは形式グダやな。いける)。あのs」

由紀「あ、ちょっと待って。彼氏から電話きた。うん。うん。今行くー。あ、ごめん。彼氏思ったより予定早く終わったって。行くね」

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銀「え……」

 

 

まさかの彼氏きた破綻。あと1時間あるって言ってたやん。。遠のいていく優勝の2文字。。

 

 

また会おうねとLゲして彼氏のところの手前まで見送り。タイムリミットはあと1時間半。まだ十分戦える。気を取り直してストリートに戻る。

 

 

スト高特攻を終えためりのと合流。ソロが少ないのでコンビに移行する。どの案件もオープンするが連れ出しまでは至らず。30分経って1Lげのみ。焦る。グループラインで即報が上がっていないのを確認するも、情報がないのが逆に不安を煽る。連れ出して報告できない状況かもしれない。

 

 

残り1時間。ここでコンビを解消してソロに戻る。駅周辺の人通りの多いところでローラー。Lゲするも連れ出しまでいけない。あともうワンチャンスだけでも。その甲斐虚しく終了の時刻となった。

 

 

スタート地点まで戻り状況報告。A級坊主、シン1Lゲ。めりの1連れ出し。法然が満喫で奮闘も負け報が入ってくる。なお大会終了後もめりのはストに繰り出して行ってしまった。この人どれだけスト好きなんだよ笑

 

 

サブマリとコンビをしていた日ペンが戻ってくる。状況を聞くとくるくる狙いで二人連れ出し、セパってサブマリはパレ搬したところだった。くるくる60ポイント狙いはやべーな、ってあれ、なんで日ペンここおるん?

 

 

日ペン「すみません。確かに僕の案件仕上がってたんですよ。でも可食ギリギリで。これいっていいのかって。でひよってやめちゃいました」

 

 

スト高狙いで可愛い子なら俺に任せろって書いたけど、可食範囲がネックになったか。。これで即ればサブマリ優勝、パレ負けすれば銀の優勝。その後サブマリからの連絡が入る。「即」

 

 

結果は以下の通り。

 

サブマリ:30ポイント

銀:7ポイント

めりの:5ポイント

日ペン:5ポイント

法然:5ポイント

シン:1ポイント

A級:0ポイント

 

 

 

優勝は逃したものの、部長がちゃんと即って優勝と大会らしく終われたことに充実感を覚える。界隈のガチ大会ではないけど、本気で打ち込めて楽しかった。おめでとう部長!次は勝つよ。

 

 

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由紀アフター 

 

 

大会では無念の彼氏きた破綻となった由紀だが、今度ちゃんとゆっくりお酒飲もう!とアポを取り付けることに成功した。

 

 

清楚で上品な服装をしてきた由紀。うんうんいいですね。「やっとお酒飲めるねー」とか言いながら乾杯する。

 

 

会うのが二回目なこと、一回目で好印象を与えることができたことで、前回より警戒心が少なく、仕事の話も教えてくれた。実は飛び級して大学の先生をしているらしい。研究テーマは伏せるけど確かにググれば論文出てくるレベルの人だ。

 

 

由紀「○○ができるのに△△ができないって不思議じゃない?」

銀「確かに不思議だわ」

由紀「10年後は□□できるようになるから任せといて!」

 

 

楽しそうに研究テーマを語る由紀に、銀は涙しそうになる。由紀が進んでいる道は銀がそうありたかった世界の一つだった。今の職業では近いことができているので満足はしているが後悔がないといえば嘘になる。

 

 

由紀「でもさ、研究だけってのも面白くないしさ。新聞の記事一面にバーン!って私の特集組んで欲しいな」

銀「何それ笑」

由紀「そういう目標があった方が楽しいかなって」

 

 

君ならできると思う。才能に恵まれ、楽しく明るく世界を変えようとしている由紀がただただ眩しかった。

 

 

ただこのまま仕事の話をしていても即ることはできないから話を転換する。嫌な大人になったな。

 

 

銀「今の彼氏とはどうなん?結構うまくいってる感じ?」

 

 

これも仕事でよく使っているフレーズ。うまくいってないん?とか困ってることは?みたいなことを聞きたいが直に聞くとあまり出てこない。むしろ順風満帆?問題なし?とか聞くと、日本人は謙虚なので、「いやいやそんなことなくて〜」、とポロポロ言い出す。小手先だが割と使えるテク。

 

 

すると出るわ出るわ。彼氏は金持ちで放任主義なのでやりたいことやるにはとても都合がいい。でもみこすり半でマグロだし、基本楽しくない。遊びはバレなければむしろ彼氏との関係を良好なものにする潤滑油だと思っている、等々。

 

 

勝利を確信したなにわの銀は、お店を出て、駅とは反対方向に進む。由紀も方向から色々察したが、「チャラいー」とか言いながら着いてくる。

 

 

ジャストドゥーイット

 

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もちろん大会のポイントにはならない。ただ自分の中で一つの区切りをつけることができた。

 

 

最終的に、彼氏になって由紀を支えるという道は開かれなかった。ただ銀は、君がいつか新聞記事の一面に大きく掲載される日を楽しみにしています。