なにわの銀のギンギンblog

万の事を書き記した記録

カワイイ顔には必ず何かが隠れてる

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どうもはじめまして!なにわの銀といいます!お察しの通り銀魂から名前をいただきました。いい大人なのに鼻くそほじってキャバ行って飲んだくれて。でもシリアスなシーンではちゃんとしめる。そんな大人のモテを体現する銀さんにあやかろうと「なにわの銀」とつけましたが、今では「鼻ほじっている人ですよね!」としか認知されていません。シリアスカムヒアアアアァァアアアァァ!!!

 

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取り乱しました。

 

現在界隈入りして活動期間は9ヶ月ぐらい。そろそろ初期の活動内容も忘れそうだし、色々新しいことも生まれそうな予感もしているので万の事を書いていこうと思います。

 

いやね、元々ブログ文化自体は憧れていたので書こう書こうとは思ってたんです。でもどういうスタイルにするか決めかねていて。まあ今も決まっていないんですけどね。でもそう言っていたら一生書かなさそうだったんでエイヤって感じです。書きながら決まってくんだろみたいな。

 

でも「なにわの銀のギンギンblog」っていうタイトルと、初めに書く記事の内容は決めてました。自分の中で1番ストっぽいこと体験したなというお話。

 

 

 

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この物語は去年の冬まで遡る。その日は12月にしてはそこまで寒くなかったことを覚えている。ただ自分の心は冷え冷えだった。渾身の味噌ストで坊主を叩き出し、ストの厳しさに打ちのめされたばかりだったからだ。それでも「街に出ればなにかあるでしょ!」と無理に心を奮い立たせて出撃した。

 

この日はUの商店街の一つ隣の道路沿いでスト。Uストをしている人はご存知だと思うが、この辺りは夜職の子が多い。自分が初めてストの純粋な即を経験したのもこの通りで、夜職の子に声をかけたときだった。

 

だから当時二匹目のドジョウを狙いによくこの辺でストをしていた。(もちろんそんなうまくいくことは少なく、ただ声かけ数が減るだけという悪循環に陥りがちなので今はしていない)

 

 何声掛けかするも全然オープンしない。声色って不思議なもので、体調とかその日の気分に左右される。「はーキツ」とよくいう独り言を吐いていたその時、めちゃくちゃ可愛い子が目に入ってくる。デスノートミサミサみたいな顔。銀値7。歳は20歳ぐらい。少し背は小さい。そして何より服装がめちゃくちゃに自分好みなやつ!!!

 

 

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参考画像 これ発明した人にノーベル平和賞をあげたい

 

 

いつもの固定オープナーでいこうと思ったがやめる。自分はマインドが雑魚なので、格上だと思ってしまった相手にはいつも通りの声かけができない。弱気な声が出る。だから「めっちゃ可愛いと思って声かけました!」っていうPUAとしては最低レベルの、でも演技ではない迫真の声かけをした(ちなみに今でも格上相手にはビビっていつもの実力を出せない)

 

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銀「めっちゃ可愛いと思って声かけました!」

案件「お兄さん、ハンコってどこで買えるかわかります?」

銀「へ?」

 

ガンシカされると思っていたから予想外の答えに返答に詰まる銀。一体何事?

 

歩きながら話を聞くと次第に状況が掴めてきた。俺が声かけた子はついさっきまで風俗の面接に行っていたらしい。ガールズバーで働いていたが、このご時世、なかなか営業も厳しいんだとか。シフトも少なくなって困っている。それで時給の高い風俗に行こうと考え面接を受けていたという。

 

で、ハンコを持ってなくて契約のために必要だから買いに行っていたときに、銀が話しかけたというわけだ。 

 

銀「わかった。じゃあ一緒にハンコ探しにいこ!」

 

とか言いながら並行トークを続ける。せっかくオープンしたのだから何かきっかけが欲しい。この子と仲良くなるきっかけを。色々とない頭振り絞って話題を振っていくと突破口が見えてきた。

 

面接を受けたはいいもののどうも今になって怖くなってきたらしい。軽い気持ちで行ったのだが、内容の説明を受けて不安になったのだとか。確かに怖いよな。俺なら怖い。

 

銀「じゃあさ、面接このままバックれちゃおうよ!また違うガールズバー地道に探せば大丈夫だって!」

案件「えー。いや…でも…。うん。そうしちゃおっかな」

 

面接官さんごめんなさい。。。そして風俗落ちを待っていたおっさん達すまんな。と心の中で呟きながら俺と女の子は街から離れた。道すがら、「新宿スワンみたいなことあるんだなー」とか考えていた。(あれはスカウトする話ではあるが)

 

 

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※画像はイメージです。

 

 

以下、案件をアゲハ(仮称)と呼ぶことにする。

 

銀「このままここにおるのもあれやしウチくる?」

アゲハ「いいよ」

銀「じゃあ電車のろ!」

改札まで歩く

アゲハ「あ!」

銀「どうしたん?」

アゲハ「その定期入れ一緒のやつ!」

銀「うそ?え、まじやん!」

 

 

ヴィヴィアン・ウエストウッドのカード入れを二人できゃっきゃしながら一緒に写真撮ったりして楽しく移動、家につく。家では適当に買った酒や惣菜をつまみながら一緒にリゼロを見る。ガルバでぴえんっぽい感じなのに全然擦れてなくて、会話がめちゃくちゃ楽しかったことを覚えている。

 

 

楽しい時間はあっという間にすぎるもので。お互い風呂に入って寝る準備。寝巻きはないので銀のものを貸す。可愛い服だったのに銀のしょうもない寝巻きに変わるなんて…(シクシク)。ジェラピケでも用意しとくべきか←

 

 

アゲハと一緒に布団に入る。ここからがPUAとしての腕の見せ所!のはずだが銀は悩んでいた。ここまでの話で性的な話ももちろん掘っていたが、あまり性的な行為は好きじゃないらしい。元彼などとはできるだけそういう行為はしなかったのだとか。うん、それは夜職の話、不安ですわ。

 

 

少し逡巡したが銀は仕掛けることにした。これまでの経験上、ここでスヤスヤ寝て健全解散した場合、それ以降会えた試しがなかったからだ。

 

 

できるだけ嫌な思いをしないように気をつけながら体を触る。壊れやすい人形を触るように。アゲハは少し困惑した顔をしていたが受け入れてくれた。行為を続ける銀。前戯を終えた銀は、銀のアームストロングネオサイクロンジェットアームストロング砲を取り出す。完成度高けーなオイ。

 

 

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アゲハ「ん…」

 

 

アゲハは苦しそうな顔をしていた。前戯の最中も感じていたが、アゲハは背が小さいこともあり、そちらの方もかなり狭い構造となっているようだった。確かにこれは挿入の度に痛みを抱えて嫌な思いをしてきたかもしれない。

 

 

できるだけ不快な思いをしないように動く。途中から滑りも良くなり、アゲハも満更ではない顔をしていた(気がする)。これまで抱いてきた中で一番高い銀値をマークした子。感動も一入(ひとしお)だった。

 

 

 

まあ100%あり得んけど特定されるのもな、と思って当時は伏せたけど、もういいよね。ドラマ性のある出会い、最高の銀値、微ぴえんなのに全く擦れていない性格。もうこの子しかいないと勝手に浮かれていた。

 

 

行為も終わりもう寝ようか、となった時、アゲハはいった。「王子様っているのかな」と。銀は「絶対いるよ。少なくともそう信じたいよね」と言って眠りについた。

 

 

朝早起きしたアゲハはあの可愛い服に着替えて自分の家に帰った。「本当に色々とありがとう!また来るね!」というLINEを残して。そして二度と会うことはなかった。

 

 

アゲハはいわゆるタイミング即系ってやつだったと思う。全然擦れてないし、常日頃から暇だとか寂しいって子ではなかった。たまたま銀と出会った日はいろんなことがあって動揺していただけだ。だから落ち着くために銀の誘いにのってくれたのだろう。その後、落ち着いて日常を取り戻したアゲハには銀は不要になった。ただそれだけだ。

 

 

あの時抱こうとしなかったら、ただただ女の子を救う王子様だったら未来は変わったんだろうか。ifの話をしても仕方ないが、多分それでもダメだったような気がする。人の心を抱くのはとても難しい。

 

 

少しは相手のことを考えられるようになった今だったら結果を変えることができるだろうか。新宿スワンの作者が描く最新作、東京卍リベンジャーズみたいなことを今でも考えてしまう。でも、もし。もし今アゲハみたいな子と出会うことがあれば。今度こそは。そんな期待を胸に、なにわの銀は君の面影を感じながら、今日もストリートに出ることを決める。