一時停止はうまい具合には止まらない
2021年12月4日。のんちゃま杯という名の聖杯戦争が開催された。ストナンのカリスマ・のんちゃまに導かれた愛すべきバカたち。これはその中の一人の奮闘記であり、弟子が師匠を越えようとした物語である。
これはのんちゃま杯に挑んだ結果を勝手に自分で解説していく物語である。
色々考えていることも一緒に書きたかったけどごちゃごちゃしそうなので分けました。ぜひこちらの方を読んでいただいた上で副音声みたいな感じで楽しんでいただければ幸いです。
のんちゃま杯物語編
それではのんちゃま杯解説編、スタート。
____________
のんちゃま杯概要
>のんちゃま先生から教えを乞うて1年が経った。先生が教えてくれた基礎に加え、自分の特性、やりたいことが少しずつ見えてきた。守・破・離における破と離、なにわの銀のストナンを確立して、師匠に見せる場にする。それが今回の目標。
スト値が高くない、若くもないアラサーの一般人。もしなにわの銀がYouTubeをやるとすればタイトルは「一般人が即系ナンパをやってみた」になるだろう。
サブマリ部長が提唱するアマチュアナンパの概念を補助線にして考える。
多即、弾丸即の数追いを中心とする競技ナンパに対して、ただ趣味として声をかけたい女性を狙う和み中心のナンパを #アマチュアナンパ と呼ぶことにする🌵💫
— サブマリ🌵 (@submari2020) 2021年12月1日
競技ナンパ
・多即、弾丸即の数追いナンパ
・若イケ向け
・減点回避戦略
・系統寄せ
アマチュアナンパ
・時間をかけた即系ナンパ
・一般人向け
・口説き、食いつき上げ戦略
・無害感
やっているゲームの違いを理解した上で、攻略方法を考えなければならない。
※昔のブログ世代はアマチュアナンパが多かった。そこから恋愛工学を経て、noteによりナンパが市場化した今、競技ナンパがゲームとして精緻なものとなった。近年の即数インフレはコンビニ連れや、ホテルを使わない手法などスキル・知見が共有されたことが大きいように思われる。
なにわの銀は誠実系っぽい見た目。自分で言うのもあれだが和みは不得手ではないらしいことを考えるとアマチュアナンパに属する。
アラサーのおじさんがいわゆる界隈の系統寄せをしても痛いだけ。服はジャケットを中心とした清潔感・無害感を大切にするスタイル。(これも一種の系統寄せだと思うのだが、界隈では系統寄せとはあまり言わない様子。背広魅了師会の戦いに近い?)
実はこれはkyo先生の教えにも則っている。
kyo「お前したらば値2なんだらかさ、その大学生っぽい格好をまずやめろって。そうだなー。金持ちっぽい感じにしろ。金持ってそうで話面白かったら、まあ抱かれてもいいかなってなるだろ?若イケじゃなくてしたらば値2なんだから自分に合う戦い方考えろ」
銀「はい。自分若イケじゃなくてしたらば値2ですからね…」
kyo「ただ若イケに負けないように工夫して勝つ気でやれ。いいな?」
kyo先生はズバッと本質を抉ってくれるので本当にありがたい。
なお、ストで試行錯誤をしていく中で気づいたのは、自分の個性のおかげかチャラさを出しても嫌らしく思われないらしい。いかにもナンパ感から入るより、無害感で和んで、じわじわチャラさを入れつつ魅了していく戦いが向いているようだ。いわゆるロールキャベツ男子。羊の皮を被った狼。
昔は和みすぎて友達フォルダに入れられていた。そこで、アマチュアナンパを基軸に競技ナンパの技術を取り入れることで、弾丸即も可能なスタイルを作り上げる。ちょっと遊び慣れた一般人。それがなにわの銀の戦い方。
これまで愚直にのんちゃま先生の教えを真似てきた。1ヶ月講習が終わり、のんちゃま杯が開催されるまでの期間、自分の特性に合わせて、のんちゃま先生の教えを自分なりに解釈して、腹落ちできるように落とし込んでいく修行をしていった。
さあ本番だ!
>重要になってくる参戦場所。Uは門下生が多く、激戦区となることが予測される。銀は明太子で戦うことにした。
まさか、マスカットさん、せんとさん、アロエプリンさんが遠征中で、明太子が超激戦区だということは知る由もなかったよね。。。
____________
のんちゃま杯直前
>宿泊先の西鉄グランドホテルへ。
>導線が最強すぎるというのが大変ありがたい。
>複数拠点も考えたが、自分に合うのは一点豪華主義での攻めだと思った。
弾丸即における導線の重要さは語るまでもないだろう。かずやさんのブログを参考に3拠点取る方法も考えたが、一点豪華主義で雰囲気の良さを活用する方法を採用した。これが今回はハマった。
いやーでもまさか。いにえすたさんが3拠点6万円という戦い方をしてくるとは思いませんでしたよね。。
____________
のんちゃま杯 前半戦
今日は垢名に屋号つけさせていただきます。我等のんちゃま一門。仁義通させてもらいやす。明太子イン!#のんちゃま杯 pic.twitter.com/hLEKVV1rQ1
— なにわの銀 (@naniwanoginn) 2021年12月4日
>イキリツイートも終えたところで声かけをスタート。
>焦る。普段の部活の大会ならここで押し潰されそうになるが、考え方を変える。これはお祭り。自分もそのムーブに乗ろう!
自分の気持ちをノせるの大事!これまでの遠征の感じから、お祭りストが好きらしいことがわかっていたので、マインドセットを整えました。
>銀「ちょっといいですか?クリスマスマーケットって福岡で有名なやつ?」
サブマリ部長に指摘されて気づいたことだが、割と無意識にのんちゃま先生を真似て「お姉さん、〜」から入ってしまっている。あれは先生の見た目、ノンバだからできることで、自分がやるとキャッチ感が強い。キャラ的に無害感から入って拾える層を増やす方が自分に向いている。イメージとしてはアディオスさんのような入り方。
>銀「ネットで良いって書いてあって。でもあれ、男一人で行くの厳しそうじゃないですか?笑」
るり「いけると思いますけど厳しいは厳しいですね笑」
銀「やっぱり笑」
最初の声掛けのスクリーニング強度をかなり落としているので、取りこぼしが少なく和みに入りやすい。ただその分、和めているが実質ガンシカみたいな層も拾ってしまっているので効率は落ちる。ブログなので省いているが、他の案件で無駄和みもしており時間を食っている。
また、ここもブログなので省いてますが、自己開示含めてもっと色々話してます。和みながら次の戦略を考えるスタイル。
わざわざ図示するまでもないけど一応。並行トークの中で、コミュニケーションの質と距離感で、弾丸、連れ出し、Lゲ、損切りを見極めていく。ちなみに先生曰く、銀は即系への嗅覚は聡いらしい。
実は私アスペ一門名乗っていますがアスペではありません!
※アスペ一門の一般人枠担当
重要なのは、アマチュアナンパで拾える層として、声掛けの有害感が高いとオープンしないが、オープンしたら実は即れるOL層が存在するということ。非日常感の強いナンパにはついていかないが、日常の中にちょっとしたスパイスが欲しいという女性は実はそこそこいる。これは競技ナンパや誠実系ナンパではリーチしづらい層だと思う。
これまで銀はこの層を落としていたが、実は自分が狙うべきボリュームゾーンはここだったりする。なので、時間を費やしてでも和みスクリーニング戦略を取った方が最終的には効率が良い。(※コンビナンパだとよりこの層を広めに拾えるので今後強化していきたい)
>銀「るりさんは最近デートとかどう?」
るり「もう一年ぐらいしてないねー。銀ちゃんほど若くないし、そういうのちょっと疲れちゃったかな」
アラサー層に多い回答ですよねこれ。雑談を多めにすると負けるので、ギアをグッとあげる。
>銀「手つめた笑」
るり「わ!あったかいですね!」
銀「心が冷たいからだよ」
るり「そんなことないよー」
銀「逆にるりさんは心があったかい人だね」
るい「そうなのかなー」
銀「ドキドキする?」
るり「うーん、ちょっとわかんないかな…///」
最近ハンドテストは食いつき判断のためというよりも、デート感を高めるために使ってます。火の鳥さんのドキドキするってフレーズ、本当にすごいよね。
>銀「飲み終わったし、いこっか」
るり「そうですね。実は明日早いんですよ。佐賀だから終電もうすぐだし」
作戦崩壊。時間浅いからデッドラインを確認するのを怠っていた…。
最終時間を確認してからの作戦組み立て。皆はちゃんとやろうね涙
>即は諦め、見送ることにする。そうと決めたら楽しく最後の時間を過ごそう。
大会でこのムーブは批判されて然るべきだと思う。ダメな案件は1秒でも早く放流が鉄則。でもなにわの銀のストナンは女性に紳士でありたいのです。
>るり「うん!今日は本当にありがとう。久しぶりにドキドキした笑」
そう言いながらキスをしてくれた。恥ずかしそうに駅のホームへ行くるり。銀の手にはマグカップが残っていた。
エモかった。。ありがとう。
____________
のんちゃま杯 後半戦
>ここからは後半戦。仕切り直しだ。
後半戦は時間も遅めなので少しスクリーニング強度を上げて、弾丸即狙いです。
>のんちゃま先生直伝のローラーをかける。いい感じで和み案件が続く。
あ、ゾーンに入った。
運動とかしていた人ならわかると思うが頭で考えてなくて勝手に体が動くような状態。自分はギターをやっていたのでそれで説明すると、何も考えずにベースやドラムとシンクロしてグルーヴ感が生まれるような状況。ライブをしているのに幽体離脱して自分を客観的に落ち着いて見れているような感じ。
個人的に面白いのがこのゾーンの発動条件は人それぞれ違うということ。ゲームみたいだね。
サブマリ部長はアルコールを入れて長時間の地蔵トークをするとギラギラが貯まる。のんちゃま先生は長年の経験からイン直後にその状態に持っていける。他にも遠征の時に、大会の時になど人それぞれらしい。なにわの銀も1ヶ月講習で何度か体験していたが、その発動条件が、のんちゃま杯の真っ只中で判明した。
なにわの銀のゾーン発動条件は「ローラーで和みを続ける」と入れるらしい。和みを基軸にしたストナンスタイルに変えたことが、意外な形で功を奏した。
ゾーンの感覚は一回入って見ないとわからないのと、発動条件が人それぞれ違うのでこればかりは個人個人で試行錯誤するしかないと思う。
>銀「ちょっといいですか?」
由里子「?」
銀「飲みたいなって目してますよ?」
由里子「笑」
ここはブログで書くのが難しいところ。正直三行目のところは何が入ってもいい。重要なのは、緊張と緩和。一行目のところで何を言うんだろう、という緊張感を与える。(ここで認知フェーズも終わらせるのも重要)。そしてちょっとクスッとなるフレーズを入れる。
凄腕になるほどフレーズはなんでもいいというが、なるほどと思う。正直重要なのはフレーズではなく「間」。お笑い芸人も文章にするとそんなに面白くなかったりするが、「間」を非常に上手く使って笑いを起こしている。この辺は文字にしてもわからないので、のんちゃま先生の講習を受けることをお勧めします。
ちなみに福岡ローカルなので、オープンしやすいというのは実際ある。正直フォームを綺麗にするためにここの街を選びました。都会だと捻った動的オープナーが必要になるのは事実。この動的オープナーは現在修行中でいつか体得したいスキルなんですよね。
ローカルナンパと都会ナンパ
松本人志が主催するIPPONグランプリを補助線にローカルナンパと都会ナンパの入り方の違いを考える。
IPPONの面白さは、天才的な発想も確かにそうなのだが、回答の順番が実は重要だったりする。気をつけて見てみるとわかるが、松本チェアマンのコメントは、「まだ早かったかな〜」とか「もうちょっと前でもよかったかな」とタイミングを指摘することが多い。
大喜利や漫才は、基本的に前提のズレから笑いが生じる。最初は前提の共有がなされていないので、お題にそった小さなボケが必要。前提が共有されていくにつれ大きなボケへと展開していく。
ローカルでは、ナンパされることが少ないので、いかにもなナンパ、お題を共有することから始める必要がある。凝りすぎると逆に伝わりづらい。一方都会ナンパは、声をかけられることが当たり前なので、ナンパというお題が共有された状態でそれから一捻りして笑いを取ることができるし、そうしないと難しい。
Uを根城にしている以上、都会ナンパの一捻りの声掛けは今後身につけていきたいところだ。
>銀「あ、そうなんだ。いやまあ実は飲みたいのは僕なんですけどね笑。今日大阪から来てて。さっきクリスマスマーケット一人で行ってきたんですよ」
銀「まじ?じゃあ俺がホットワイン一人で飲んで寂しかった話聞いて!しかもマグカップついてくるって知らなかった話!笑」
ちょっと嘘も入っているが概ねさっき体験してきたことをベースに自己開示のストーリーを作っている。本当は凄腕であれば自分の黄金必勝ネタを持っている。何度も練習して無駄を削ぎ落としているものだ。M1決勝ネタを営業巡業で磨き上げていくやり方。
一方銀は、演技が下手なのでその場の臨場感を作るために、無駄があってもいいから本当の話を入れることが多い。中川家が、練習すると本物ではなくなるから極力自然体でいるために練習はしないと言っていたがそれに近い。ここら辺の違いは紳竜の研究を見ると勉強になる。タイプによると思うが、なにわの銀は感じる心のままで喋った方がトークを回せるらしい。
>由里子「そうなんだー。どこのホテル?」
銀「西鉄グランドホテル」
由里子「え!本当?じゃあ行きます!あのホテル入ってみたかったの」
ここまで喋っておいてまさかのホテル刺しwwwwwwwwwwwwwww
アホがストナンについてえらく語りよってからにwwwwwwwwwww
まあラッキーパンチもストナンにつきものですよね。やることやってれば運も味方につけることができるということで!
>かなり賢い。好奇心旺盛なところも好感が持てる。
余談ですが、こういう人がなにわの銀のタイプです。知的な女性っていいよね。
>先手を打たれる。ただ真正のグダではない感じ。いつもであれば言葉でグダ崩しをしていくが、
なにわの銀が使っている口説きの手法を書きます。実は営業スキルをナンパに援用している。時間あればこれで口説きにいってた。賢い知的な感じの女性だったので、言葉のコミュニケーションでも十分戦える案件だったと思う。
※この本は自分の人生を大きく変えた一冊。別に紹介したところで一銭も入らないけど。
大型商談を成約に導く「SPIN」営業術 | ニール・ラッカム, Neil Rackham, 岩木貴子 |本 | 通販 | Amazon
難しいところ省いて簡単に書くと
S 状況を伺う浅い質問
P 上記の質問を深ぼりする質問
I そのままでいいの?と揺さぶりをかける
N 自分を相手に売る
Situationフェーズ
まずは相手の関心のある領域を探していく。旅行、音楽、料理、友人、恋愛。どのようなものが話していて楽しいかを見極める。よく共通の話題を探せというが、それは必要ないと思う。相手が楽しくなれる話題を探る。
Problemフェーズ
相手の関心のある領域を引き出せたら、それを深掘りしていく。音楽であれば、なぜその音楽が好きなのか、なぜそれに注目するのか、どういう体験をしてきたのか。相手がどういう価値観を持つ女性なのかを見極める。これが後出しじゃんけんをするための手札となる。
(Implicationフェーズ)
正直ナンパではここは飛ばしていいと思う。あえてするのであれば、もっと楽しいことあるんじゃない?と相手の期待値を上げるトークを入れる。もしくはこういう一面もあったほうがいいんじゃない?という提案をする。ちょっとカウンセリングっぽいけど。(もしくは自分はやならないけどネグとか)
Need-Payoffフェーズ
Pで入手した相手の価値観を認めてあげる。その上で、後出しジャンケンで相手の求める価値観に対応した展開で口説き、フィニッシュへ持っていく。
当たり前だが、女性ごとに楽しくなれるポイント、大切にしているもの、魅力に感じるものは違う。それを個別に理解して一人一人アプローチを変える。相手が本気で語れる話で盛り上がり、相手の価値観を知って、自分の想いをぶつけていく。kyoさんのいう魂トークに近いかもしれない。
なにわの銀のストナンは一人一人に向き合ったストナンでありたいと思う。
>今日は物理的に攻める。耳を舐める。
そんな偉そうなこと言いながらパワープレエエェェエエェイィィィイイィィwwwwwwwwww
まあ時間少なかったからさ…。
これは柳生さんに会って、そういう攻め方あるんだなと学んでいた経験がとても役に立った。
>ここで伝家の宝刀、チン出し。勝負は決まった。
チン出しってグダをスキップできるってイメージ。「今日はしないよー笑」のイマイチ崩しきれていないところでやっても意味はないと思う。できるだけ相手の好意ゲージを上げて、「えー、でも、うーん」のところでやってこそ、クリティカルな破壊力を生み出すことができる。(『チン出しの極意』52ページ参照)
>銀「しよ」
由里子「でもゴムないでしょ?」
銀「あるよ。いつも持っておけっておじいちゃんの遺言なんよ」
由里子「ひどいおじいちゃんだな笑」
これのんちゃま先生のやつだったか、ナメクニさんのやつだったか。とりあえず非常に助かるよね笑
即ぎり時間内
— なにわの銀 (@naniwanoginn) 2021年12月4日
>23時59分(挿入:23時40分)。ブザービーター。最速即がのんちゃま先生であれば、最後に転がり込んだのはなにわの銀だった。
この時めっちゃ脳汁でた。
>銀「なんで許してくれたん?」
由里子「うーん、気分?あと半分は押しに負けたかな笑」
これもサブマリ部長のツイートだが、即系を考えるのに非常にわかりやすいので引用する。
◆おすすめドラマ
— サブマリ🌵 (@submari2020) 2021年12月3日
「来世ではちゃんとします」
女性視点で、ヤ○マン、ヤ○チンの考え方がわかる。
ヤ○チン役の俳優のセリフも絶妙に使える✨
例えば
「ヤ○マンには3種類いる。①ただセックスが好きな女、②ただ押しに弱い女、③セックスを通して承認欲求を満たしたい女だ!」
ごもっとも🤣
即系
①誰とでも
②押しに弱い
③自己肯定感が低い
正直ストナンをしていれば1000人に1人ぐらいの確率で①と遭遇できる。ただ①ド即系だけだとボリュームが少なすぎる。なにわの銀は①ド即系とSPIN手法で③の承認欲求系をボリュームゾーンとしている。ただ界隈で強いのは①+②型だと思われる。
もしかすると人数比で言えば②>③なのかもしれない。パワギラは好まないので使わないが、女性が嫌がらない、むしろ好ましいと考える押しの強さは身につけたいと思っていたので、これで②攻略の糸口が見えたように思う。
非モテ時代は優しさが取り柄だと思っていた。正直それは今でも変わらない。でも優しさにも色々種類があるということがわかった。
正直自分のキャラではネグやパワギラは向かないし、あまりやりたくない。優しいままでは強くなれないのか。そんなことはないと思う。優しさ、和みを活かした主導権の取り方は存在する。のんちゃま杯に参加したことで、なにわの銀が目指すストナンの理想が見えてきた。
ここまでナンパについて考えることができるようになったのも、のんちゃま先生に即系ナンパの基礎を叩き込んでもらったから。基礎体力が身についた今だからこそ応用を考えることできるようになった。他の人に比べたら歩みは遅いけどね。
いつか、なにわの銀から、和みの銀へ。令和のエモストSAMURAIとして、自分の武器に磨きをかけて戦っていく。
終
導かれしバカたち
2021年12月4日。のんちゃま杯という名の聖杯戦争が開催された。ストナンのカリスマ・のんちゃまに導かれた愛すべきバカたち。これはその中の一人の奮闘記であり、弟子が師匠を越えようとした物語である。
____________
のんちゃま杯概要
今やフォロワー2万人を超えるプロナンパ師のんちゃま先生。講師経験も長く、多くの門下生を輩出している。自分も1ヶ月講習を受けたのんちゃま一門の一人。そんな師匠が一門のためのストナン大会を開くという。
#のんちゃま杯 開催のお知らせ
— ナンパサロン【Nanko】 (@salon_nanko) 2021年11月18日
 ̄ ̄ ̄
孤独を感じるソロストですが、たまには全国の仲間と戦ってみましょう。同じ空の下、皆で女の尻を追う。青春です。僕の講習を受講した方は、是非ご検討下さい! pic.twitter.com/ntg32V3nWU
なにわの銀が今楽しくストナンをできているのは先生の教えのおかげである。この恩を返したい。ノーグダで参加を表明した。
発展途上国であるなにわの銀に拒否権はなかったらしい。
のんちゃま先生から教えを乞うて1年が経った。先生が教えてくれた基礎に加え、自分の特性、やりたいことが少しずつ見えてきた。守・破・離における破と離、なにわの銀のストナンを確立して、師匠に見せる場にする。それが今回の目標。
試行錯誤の中で自分のスタイルを見失った時期もあった。でも、各地での遠征、クラスタとの合流、ブログでの言語化、何より街に出続けたことが銀を強くした。もう少しでなにわの銀のストナンが見えそう、のんちゃま杯開催手前でそこまで近づくことができた。あとはぶっつけ本番だ。
重要になってくる参戦場所。Uは門下生が多く、激戦区となることが予測される。銀は明太子で戦うことにした。明太子は4遠征1即と決して相性がいい土地ではない。ただ、新生なにわの銀を確立するのは生まれ故郷がいいと思った。
____________
のんちゃま杯直前
昼、明太子に到着。宿泊先の西鉄グランドホテルへ。
芸能人やプロ野球選手が宿泊先として利用するようなホテルで、地元でも格式高いホテルとして知られている。雰囲気の良さもさることながら、導線が最強すぎるというのが大変ありがたい。
今回の宿泊費は1万5千円…!!ビジホ3つ用意できる価格。複数拠点も考えたが、自分に合うのは一点豪華主義での攻めだと思った。やるなら本気だ。
ちなみに事前に場所や宿泊先は先生に報告していた。
先生「TN1の時の俺と同じでワロタ。ちなみに、俺の時は4万円だったわ。ワインとか色々用意して、『そこらへんの居酒屋よりホテルの方が全然良いから!』で連れこんでたよ」
銀「本当にアラブの石油王だったんですね……」
持つべきものは金持ちの先生ということで、そのまま戦略を流用させていただく。
仕込み完了 #のんちゃま杯 pic.twitter.com/mtuYFcPGJQ
— なにわの銀 (@naniwanoginn) 2021年12月4日
____________
のんちゃま杯 前半戦
仕込みも終わり時刻は18時。
今日は垢名に屋号つけさせていただきます。我等のんちゃま一門。仁義通させてもらいやす。明太子イン!#のんちゃま杯 pic.twitter.com/hLEKVV1rQ1
— なにわの銀 (@naniwanoginn) 2021年12月4日
イキリツイートも終えたところで声かけをスタート。ただ18時ということもありいい感じの案件が少ない。
そんな中速攻で即報をあげる先生。開始20分。ちょっと意味わかんないですね。。それからも続々とあがる即報。さすが銀河系スター軍団のんちゃま一門。マジで強い。
焦る。普段の部活の大会ならここで押し潰されそうになるが、考え方を変える。これはお祭り。自分もそのムーブに乗ろう!
時間的余裕がある前半戦の戦略は、クリスマスマーケット連れからのホテ搬。なお、去年の12月に実施した明太子遠征では連れ出しすらできずクソ坊主でコテンパンに負けている。今年は自分を超える!
15声掛け?ぐらいしたところでヒット。33歳、銀値6、こじるりに似ている。明太子は本当クオリティたけぇ。
銀「ちょっといいですか?クリスマスマーケットって福岡で有名なやつ?」
るり「そうだと思いますよ」
銀「ネットで良いって書いてあって。でもあれ、男一人で行くの厳しそうじゃないですか?笑」
るり「いけると思いますけど厳しいは厳しいですね笑」
銀「やっぱり笑」
銀「せっかくなんで博多美人と思い出作りたいなって。ホットワイン奢るんで一緒にいきません?」
るり「うーん。ちょっと飲みたい気分だしいいですよ!」
クリスマスマーケット連れ!まずは去年の自分を超えた!
クリスマスマーケットつれ pic.twitter.com/abAe9ol4J4
— なにわの銀 (@naniwanoginn) 2021年12月4日
二人で列に並んでホットワインを注文する。あ、これマグカップついてくるんですね。
土曜日だけあって大盛況。友達、家族、カップル。多くの人たちで賑わっていた。座れる席は埋まっていたので、立食形式の空いてるテーブルにつき、乾杯する。
銀&るり「かんぱーい!」
銀「あー、美味しい!」
るり「この寒い中、ホットワインっていいですね」
お互いの自己紹介、趣味、世間話などを一通り話す。ほんわかした喋り方でいわゆる癒やし系な人。ずっと喋っていられるな。ただ、大会なので和みもそこそこに恋愛話へ。
銀「るりさんは最近デートとかどう?」
るり「もう一年ぐらいしてないねー。銀ちゃんほど若くないし、そういうのちょっと疲れちゃったかな」
銀「いやいや、まだ早いでしょ。綺麗なのにもったいないって」
そういいながら、机の下でそっと手を繋ぐ。
銀「手つめた笑」
るり「わ!あったかいですね!」
銀「心が冷たいからだよ」
るり「そんなことないよー」
銀「逆にるりさんは心があったかい人だね」
るい「そうなのかな?」
銀「ドキドキする?」
るり「うーん、ちょっとわかんないかな…///」
時刻は21時ごろ。ここが仕掛けどころ。
銀「飲み終わったし、いこっか」
るり「そうですね。実は明日早いんですよ。佐賀だから終電もうすぐだし」
銀「(え?SAGA?)」
作戦崩壊。時間浅いからデッドラインを確認するのを怠っていた…。グダ崩しを行うも予定グダが崩せない。仕方ない…。即は諦め、見送ることにする。そうと決めたら楽しく最後の時間を過ごそう。
銀「るりさんみたいな人とクリスマスマーケット行けてよかった」
るり「私も楽しく過ごせたよ」
銀「いい思い出ができたわ」
るり「うん!今日は本当にありがとう。久しぶりにドキドキした笑」
そう言いながらキスをしてくれた。恥ずかしそうに駅のホームへ行くるり。銀の手にはマグカップが残っていた。
____________
のんちゃま杯 後半戦
自分だけの聖杯を手に入れたなにわの銀は、ホテルに戻って丁重にマグカップを置き、聖杯戦争へと戻る。ここからは後半戦。仕切り直しだ。
のんちゃま先生直伝のローラーをかける。いい感じで和み案件が続く。
あ、ゾーンに入った。
この状態に入ると、「あーこの調子でいけばいつか自分即れるだろうなー」という感覚になる。マリオのスター状態のようなイメージ。遠くまで案件が目に入るし、全員に声をかけることができる。力も抜けてていつの間にかフワーって連れ出すことができる。
そこから10声掛けしてヒット。吉高由里子系統、25歳、銀値6。今日は調子が良い。
銀「ちょっといいですか?」
由里子「?」
銀「飲みたいなって目してますよ?」
由里子「笑」
銀「え、違う?笑」
由里子「いやお腹いっぱいだなーって笑」
銀「あ、そうなんだ。いやまあ実は飲みたいのは僕なんですけどね笑。今日大阪から来てて。さっきクリスマスマーケット一人で行ってきたんですよ」
由里子「あー、私今日行こうとしてたんです!でも今閉まるって聞いてじゃあ帰ろうかなって」
銀「まじ?じゃあ俺がホットワイン一人で飲んで寂しかった話聞いて!しかもマグカップついてくるって知らなかった話!笑」
由里子「えーじゃあマグカップ邪魔になっちゃったね笑」
銀「そうなんよ。だからホテルに持って帰ったんやけど、それだけで終わりなのも寂しいなって外出てきたというわけ」
由里子「そうなんだー。どこのホテル?」
銀「西鉄グランドホテル」
由里子「え?あの角の?めっちゃいいところ泊まってる!」
銀「そう!そうなんよ!だから調子乗ってスパークリングとか買いこんじゃってさ笑」
由里子「笑」
銀「一人で飲み切らんから一緒飲んでくれん?」
由里子「え!本当?じゃあ行きます!あのホテル入ってみたかったの」
はい、ホテル刺しぃぃぃいいいいいぃいいぃぃぃ!!!!!!!!!!!
見たか?これがスト低マネギラおじさんの戦い方やぞ…(震え声)
ホテルに入り、ワインを開ける。妙に飲み姿がエロい由里子。なんだろう。女版ノンバ強、というかやけに艶やかな感じがする。
由里子「私元々栃木の方に住んでて。そこでキャバ嬢の仕事してたんだ。でも、ずっと続けるのもなって。だからNo1取ったらやめるって決めて、無事取れたのね。でそのあとホテルで仕事して、今は福岡の方に移住してきたの」
和みの中で、立ち振る舞いの綺麗さから、ホテ刺しできた理由まで色々とわかった。話している感じ、ナンバーワンをとったのは伊達じゃなく、かなり賢い。好奇心旺盛なところも好感が持てる。
手繰り寄せた勝機の糸。23時過ぎ。ウカウカはしていられない。
マッサージルーティンを入れながら距離を縮めていく。
由里子「え、今日はしないよ?飲むだけ!」
先手を打たれる。ただ真正のグダではない感じ。いつもであれば言葉でグダ崩しをしていくが、今日は物理的に攻める。耳を舐める。「ん…///」っと由里子は艶かしい声を出す。
ただキスは拒絶される。「だーかーらー笑」という由里子の言葉を流しつつ、再度耳を攻める。「いや…しな…いって…」と段々と弱々しい声になる。体を重ね始める二人。
ここで伝家の宝刀、チン出し。勝負は決まった。
銀「しよ」
由里子「でもゴムないでしょ?」
銀「あるよ。いつも持っておけっておじいちゃんの遺言なんよ」
由里子「ひどいおじいちゃんだな笑」
グダが全て崩れた後の由里子はとても開放的だった。さっきまで拒絶されていたキスも、舌を激しく絡めあうディープキスへ。
由里子「私えっちは好きだけど、するまでは面倒なんだよね笑」
微笑みがなら銀のリトル銀を咥える。やばいめちゃくちゃ気持ちいい。
由里子「前の彼氏に気持ちよくなって欲しくてめっちゃ勉強したんだ」
銀「(やば…めっちゃすごい)」
由里子「可愛い顔してる笑。嬉しいのでもっとしちゃお!」
銀「(んーーー)」
笛を終え挿入する。笑顔で迎えてくれる由里子。
Just do it !
事後、会話もそこそこに「ごめんトイレ」と言って携帯を触る。急いで即報をツイートしなければ。
即ぎり時間内
— なにわの銀 (@naniwanoginn) 2021年12月4日
23時59分(挿入:23時40分)。ブザービーター。最速即がのんちゃま先生であれば、最後に転がり込んだのはなにわの銀だった。なんとか時間内に即を決めることができて安堵する。
由里子の元へ戻る銀。
由里子「大丈夫?」
銀「ジャ」
由里子「ん?」
銀「ジャス」
由里子「どうしたの?」
銀「Just do it !」
大会で即を決めることができた高揚感と由里子から漏れ出るエロさに耐えきれず2回戦を決めるなにわの銀であった。
弾丸即/25/銀値6/鹿衛星/E
— なにわの銀 (@naniwanoginn) 2021年12月4日
「いいホテル泊まってるんよー。しかもシャンパン買っちゃって笑」という仕込みを活かしホテ搬。餃子県で前キャバやっててNo1取ったことあるとか。時間見てギリギリだったので会話もそこそこにチン出しでグダ破壊して即。この大会を開いてくれた先生に感謝! pic.twitter.com/ur80RimMkl
事後
銀「なんで許してくれたん?」
由里子「うーん、気分?あと半分は押しに負けたかな笑」
押し込んで押し込んでという戦いを苦手としているなにわの銀だが、今回は押しの一手で勝てたらしい(あとホテル刺し)。
由里子を見送った後、銀は故郷の味、Shin-Shinへ。
のんちゃま杯は優勝者1名のみであとは全員敗者。だからこれは敗北飯。でも、twitterで皆の活躍を見ながら食うの勝利飯や坊主飯より全然うめぇ。うめぇよ本当。ありがとう #のんちゃま杯 pic.twitter.com/9mGcCpyEi3
— なにわの銀 (@naniwanoginn) 2021年12月4日
とても清々しい気持ちだった。
#のんちゃま杯 結果発表
— ナンパサロン【Nanko】 (@salon_nanko) 2021年12月5日
【1位】いにえすた @inichang88
6即(18:33)
【2位】たくろう @takr0001
4即(20:50)
【3位】アスペフナムシ
3即(20:00)
【4位】ギントキ
3即(21:00)
※()内は1即目の時間
結果はいにえすた君のぶっちぎり優勝。ダブルハットという前人未到の偉業。本当におめでとうございます。たくろう君の4即、ギントキ君の3即と1ヶ月講習生が軒並み上位を独占。兄弟子だけど差をつけられちゃったな。
ただ、なにわの銀はこの大会の中で「なにわの銀のストナン」を見つけることができた。本当に参加できてよかった。
※詳しくは解説編ブログをご参照ください。
先生、おかげさまでなにわの銀は楽しくストナンができています!大会の開催、本当にありがとうございました!
終
人の短所を見るより長所を見つけられる人になれ
サボテン部 第3回ストナン大会
またこの日がやってきた。なにわの銀が所属するサボテン部では定期的にストナン大会が開催される。優勝者が次期部長に就任するというシステム。徹底した実力主義、常に部長は強い奴がやるべき、そんなサブマリの想いが色濃く反映されている。
界隈の凄腕たちによって行われるストナン大会がプロ野球オールスターズ・夢の祭典だとすれば、自分たちのそれは地元で開催される草野球の大会みたいなものだ。
でも。これは正真正銘僕たちの物語。
______________
第3回サボテン杯 概要
○大会参加メンバー
め り の (@sheep141414) | Twitter
ビタミン@マインド強化中 (@05i26I5KNVe7Esd) | Twitter
翔んだ林@サブマリ一門 (@K9Xuyv0NPEOVXOw) | Twitter
ぬる@翔んだ林一門 (@QQ0000088888) | Twitter
なにわの銀 (@naniwanoginn) | Twitter
サボテン一門広報部として毎回参加メンバー表を作ってきてたけど、今回はマジで力を入れて作った。部員からも好評いただき頑張った甲斐があったなと。
ご覧いただいてお分かりの通り、サボテン部創設者・初代部長であるサブマリが2大会連続優勝で常に部長を続けている。
正直この人本当に強い。北国・味噌遠征でその姿を間近で見てきたからわかる。ツイッターの運用がクソほど下手(失礼)なだけで本当だったらフォロワー2000を超えていないとおかしいレベル。
ただ部長は「そろそろ俺じゃなくて他の人に部長やってほしいんよなー」と言っていた。
部長には北国・味噌遠征についてきてもらった恩がある。それ以前に、この部活に誘ってくれたことは感謝してもしきれない。部活を通してスト師として一人の人間として成長できた。おかげでなにわの銀の今がある。
この感謝の気持ちを言葉ではなく行動で、自分が部長になることで伝えたい。第1回大会は2位、第2回大会は3位という結果だったが、次こそは1位になると決意する。
○大会ルール
・ストリート限定、3時間勝負 ※制限時間内に連れ出した場合は30分延長
・コンビOK
・優勝者は次期部長
連絡先ゲット:1pt
コンビニなど野外連れ出し(立):5pt
居酒屋連れ出し(座):15pt
ホテ、パレ搬:20pt
即:40pt
我々独自の大会ルール。通常の大会の6〜9時間ではなく、3時間の短期決戦。
本気で勝つためにこのルールを吟味する。どうすれば優勝できるだろうか。
3時間であることを考えると1即が限界で40ptが優勝ライン。なにわの銀は3〜4出撃で1即という実力。できるだけ1出撃必中になるよう鍛錬を続けているが実力はそう簡単に変わるものではない。自分ができる中で優勝する方法を考える。
注目したのは連れ出しポイントの差だ。コンビニ連れ出しは5ptだが、ホテ搬では即の半分の20pt。かなり大きい。そこで考えたのが以下の戦略。
遠征者擬態戦略
・地元明太子から家探しで来た。来月転勤予定。
・思ったより早く家が決まり、ビジホ宿泊が暇で飲み相手を探している。
・上記戦略でホテ搬を繰り返す。
→3連れ負け60ptで優勝
即で優勝しないのかよ、というツッコミはごもっともだと思う。でも本気だからこそどんな手を使ってでも勝ちたい。「恋と戦争においてはあらゆる戦術が許される」という格言があるが、これは恋の戦争なのだ。
この戦略を決めたのはポイント稼ぎの容易さ:ビジホ搬送>ラブホ搬送といった技術面の問題もあるが、精神面のところが正直大きい。
パーソナルな話になるので恐縮だが、なにわの銀はかなりの人見知りである。欲しい物が見つからなくても店員に話しかけるぐらいなら自分で店内を30分探し回る。ストナンのおかげでかなり改善したが正直言うと未だに声掛けは苦手だ。女性に声を掛けるのはあんまり好ましい行為ではないと思ってしまう。のんちゃま先生にも講習中、「声掛けはいいことだと思うように」とよく注意された。
ただ遠征やハロウィンは声掛けの苦手意識を感じなかった。それは声を掛ける理由があるからだと気づいた。声掛けのストーリーは基本的に女性を安心させるためのものだが、自分にとっては、声を掛けることの正当性を自分に納得させるためのものでもあった。
いつか克服したいと思っているが、それはまたいつかの話。今できることをしよう。
旅は道連れ世は情け。戦略は決まった。
______________
第3回サボテン杯 直前
当日は開始前にファミレスで決起集会。
なお、なにわの銀はファミレス集合前に仕込みを行う。自宅からキャリーケースを持ってビジネスホテルへ。自分の中で遠征感を醸成する。そしてデパ地下で皆大好きめんべえを購入。
「挨拶回りで持ってきたけど余ったんだよね、貰ってくれない?」というホテ搬の口実作り。ビジホに3箱セットして準備完了。みんなのもとへ向かう。
ファミレスではそれぞれ意気込みを語りながらわちゃわちゃする。この始まるまでの空気感がたまらない。
ご飯もそこそこに開始場所へ向かう。その途中、キャバ嬢?みたいな服装をした胸元ばっくりたぷたぷ巨乳が通る。
気づいたら反転して声を掛けていた。オープン。ただちょっと渋そうだったので早めに切り上げ。部活メンバーから「何してんねんw」と言われる。うん、アスペ!気合い十分です!
仕切り直して、開始場所へ。
______________
第3回サボテン杯
サブマリ部長の号令で開始の火蓋が切られる。合図と同時に走り出す。後ろから「銀ちゃん本気やなー」と言う声が聞こえるが振り向かない。本気で勝ちに行きたい。1秒でも惜しかった。
1声掛け目、オープン。用意していた遠征者ストーリーで並行トークをするも固かったため損切り。
次の声掛けに移ろうとしていたときにめりののLゲ1pt報告。地蔵なんてしている暇は1秒たりともない。次々に声をかける。
オープンはするものの和みまではいけない戦いが続く。
銀「明太子から来ててー」
案件「そうなんだ(塩)」
銀「こっちの人と一緒飲みたくてさ。美味しいところない?」
案件「帰り急いでいるんで」
計算違いをしていた。この街では遠征者特権はゼロ。地方では連れ出しまでいかずともお店を教えてくれるなど優しい対応をしてくれるが、都会では塩対応が基本。というか普通に冷たい。ローカル移住しよ…
そんな中サブマリとビタミンの連れ出し速報。焦る。急いでポイントを取りたい。
ぱっぱっぱっと案件に声を掛けていく。ただ焦りが案件に伝わっているのか和めない。気づけば90分42声掛け0pt。人生で一番のハイペースにも関わらず最低の打率。めちゃくちゃ苦しい。正直心が折れかけていた。
めりのや日ぺん、翔んだ林、ぬるも同じ状況のようだった。サブマリとビタミンはすぐに連れ出したものの、その他のメンバーはほとんど連れ出しすらできていない状況。緊急事態宣言明けから日数が経ち、遊び尽くした人が多く、街から元気がなくっていた時期のようだった。かなり渋い状況。
ここからコンビに切り替える。日ペンとサージング、特攻隊長ぬるにおんぶにだっこで2Lゲ。なんとか欲しかった最初の2ptが入る。(なお、後日片方からマルチのお誘いラインが来たので正直1ptだったのはここだけの話)
報告のためにLINEを開く。部長からの連絡が目に入る。
ぴえんネカ搬即。
マジでこの人なんなんだよ。。しかも可愛いし。。。
部長が40pt独走状況。厳しい戦いとなったが自分ができるベストを尽くすしかない。気を取り直してめりのとコンビ。ここから反転攻勢が始まる。
銀「お姉さん!飲み会帰りですか?」
案件1「あ、はい。そうですけど?」
銀「いやね、九州の方から来ててせっかくだから関西の女の子と一緒飲みたいなって。関西弁聞きたかー!」
案件1「あ、方言!」
用意していた遠征者トークを使う。
案件2「お二人とも九州から来られたんですか?」
銀「いやこっt」
めりの「そうそう。俺も一緒に九州から来てん」
銀「!?(え、なんでこの人まで明太子設定乗っかってきたの笑)」
いや、あなたバリバリの関西弁プレイヤーやん!こっちの友達ってことにしときなよ!笑。アウトオブコントロールなお兄さんとのコンビに不安が募る。ただ4人でいい感じの和みを続ける。
銀「さっき飲み会してたってことやけど、2次会一緒にしよ!30分だけ!」
案件1「え、どうする?」
案件2「(めりのをチラっと見る)」
案件2「え、いいんじゃない?行こうよ!」
はい、めりの顔刺しぃぃいいいイィぃいぃぃぃぃ。
忘れてた…。この人スト値高いんだった…。
普段ならイケメン許さんモード入っていたところだったが、ここは居酒屋連れ出し成功に感謝しておく。
すんなり居酒屋へ。顔刺しって本当にすごい。。
めりのと、顔ぶっ刺し案件であるめり子が隣同士に座る。めり子は銀値7。めちゃくちゃ可愛い。銀の隣に座った方は、中条あやみと幾田りらを足して2で割ったような感じ。銀値6。普通に可愛いです。ありがとうございました。謝謝顔刺。
全員分のハイボールが届き、自己紹介を始める。案件は2人とも23歳。古都から飲みに来たらしい。自然、明太子の話に。
めり子「九州いいなー」
あやみ「私行ったことありますよ!ご飯美味しいし、やっぱり方言いいですよねー」
めりの「そんな使うかな〜」
銀「それな。あんま使わんけん」
あやみ「それそれー!笑」
ローカルトークを皮切りに和み。言語と思考が関係しているって本当らしい。地元の言葉を喋るといつもより自然に振る舞えた気がした。
いい感じで4人での和みフェーズが終わったので、2、2のトークに移る。
銀「あやみちゃんはどういう人がタイプなん」
あやみ「そうですねー。包容力がある人かな」
銀「確かにそれ大事だよね(メモメモ)」
第二回大会でも使った後出しジャンケン手法。こういう情報が後々大事になってくる。手札を一枚伏せる。
あやみ「彼女さんとかいるんですか?」
銀「4ヶ月前に別れたよ。半年ぐらい付き合ってたな(大嘘)」
あやみ「半年wwwみじかwww」
トラップカード発動!!バリカタ!!!
(半年って笑われるほど短いんですか…?)
あやみ「あ、ちなみに私、住んでいるのは違うところで。今日は仕事の出張の関係で来てるんです」
おっと、トラップカードもう一枚追加で。
トイレへ移動。時間を確認。ちょうど3時間近く。30分延長希望のLINEを入れる。そこで見えるビタミンの即報。1声掛け目で居酒屋連れ出し→ネカ搬即を決めていた。この人もやっぱり持っている人だ。。
席に戻るとえらくいちゃついているめりのとめり子。
めりの「はい(手を出す)」
めり子「にゃん(お手をする)」
めりの「それだけ?」
めり子「にゃんにゃんにゃん///」
銀「(何を見せられているんだこれは…)」
なにわの銀はストナンにおいて嫌いなものが二つある。一つは坊主。もう一つはイケメンにトローンとした表情をしている女の顔を見ることである。
ただこのままではいけない。自分だってスト師だ。目の前の案件の食いつきを上げる方法を考える。即席で思いついた相席食堂ゲームを実行に移す。
銀「見てこの二人。めちゃやばない(小声)」
あやみ「いや本当それです(小声)」
銀「相席食堂ごっこしようよ。ツッコミどころ出てきたら、ちょっと待てぃ、ね」
あやみ「わかりました…!」
そんなことを言っている間にめりのとめり子は、テーブルの下の見えないところで手を繋いでいるようだった。
銀「ちょっと待てぃ!」
銀「これは完全に手を繋いでますね」
あやみ「確かに…!」
銀「注目どころは、ここから二人がどうやって距離を近づけるかですよ」
あやみ「なるほど。そこは見所ですね」
相席食堂は序盤、ノブと大吾がロケの展開をどのように視聴していくべきか、その見方を教えてくれる。その通りに展開してもいいし、外しても面白い。よく出来た番組である。
銀「あ、動き出したね」
あやみ「ハンカチだ。どうするんでしょう」
めり子「(ハンカチをめりのの首に巻きながら)うわーかわいーー!」
めりの「似合ってる?」
めり子「うん!首元キュート!!(首元に顔をうずめる)」
銀「いや、まさかの首なんよ」
あやみ「ちょっと予想できなかったですね…」
銀「それな…。はい、続きをどうぞ」
めりの「はい(手を出す)」
めり子「にゃんにゃん」
あやみ「またやりましたね」
銀「新しいのあるかな」
めりのがめり子の顎をごろごろーと触る。
あやみ「正解は猫のように扱ってボディタッチをする!でしたね」
銀「まさかこれとはねー」
と言いながらあやみの喉をゴロゴローっとする。あちらのいちゃつきに便乗してこちらもいちゃつく。即席で考えた割にはいい展開になってきた。
ここであやみがトイレに立つ。時間を確認すると延長時間も過ぎていた。即ってもポイントはなし。結果は以下で決していた。
1位 サブマリ 52pt
2位 ビタミン 40pt
3位 ぬる 23pt
4位 めりの 18pt
5位 日ぺん 17pt
5位 なにわの銀 17pt
7位 翔んだ林 5pt
やはりサブマリは強い。いつまでも部長でいてくれる。ちなみにこの後、時間外にまたぴえんを即ったらしい。ポイント対象ではないとは言え1日2即。しかも2即目のぴえんがまた可愛いこと…。
そしてビタミンは1声掛け目の案件を即。とんでもない集中力だ。ぬるは逆3ぶっこぬきで多くのLゲをかっさらっていた。ぬるをフォローしながら居酒屋コンビ連れ出しを果たした日ペン。渋すぎる街の中、完ソロで戦い続けた翔んだ林。いずれも敢闘賞ものだったと思う。
終戦はしたものの案件二人はこの飲み会をとても楽しんでくれている。自分たちは大会参加者である前にPUA。めりの・なにわの銀コンビは、ポイントにならずとも目の前の女の子たちを楽しませることに集中する。
銀「めり子は自分を出すのがうまいよね」
めり子「そうかなー。逆にあやみはそういうの出すの苦手で。多分にゃんってやってって言ってもしないと思うよ。そう言う軸のある感じ、私は友達として好きだなー」
めり子、ありがとう!これは強力な手札を手に入れたZE☆
あやみが帰ってくる。
めり子「ほら、やってみてくださいよ」
あやみ「え、なになに?」
銀「はい(手を出す)」
あやみ「え、あ、いやいや、え、やるの?いや本当恥ずかしいんで勘弁してください///」
銀「(なんて可愛い反応なんだ…)」
銀「ごめんね、試すようなことして。でも反応可愛いね」
あやみ「そういうの本当恥ずかしいんで…///」
序盤、苦しい戦いだったが、なんとか銀案件とのイチャつきまで持ってくることができた。ここまで2時間、終電間際。飲んだハイボールは4人×6杯=24杯。ばりばり野生じみた戦い。
終電見送りに持ち込めるかと思われたが、あやみの「明日も仕事なので終電で帰りたい」という発言でタイムアップ。仕上げることができなかった。自分の負けを認めつつも、腐ってもクラスタ。相方の勝利のためにセパを図る。
銀「じゃあ、あやみちゃん送ってくるわ。二人はゆっくりしてて。めりのさん、会計しといて。あとで割り勘しよ」
めりの「おっけー」
銀「(即ってくれよ)」
イチャイチャする二人を残してあやみと外に出る。居酒屋でいちゃついた効果もあって距離感は悪くない。そっと手を繋ぐ。
勝つ見込みがないことはわかっているが打診を挟む。
銀「あやみのこと本当にいいなと思ってる。終電を無理に逃させるとかダサいことしたくない。俺のこといいなと思ったらついてきて欲しい。今日は本当に無理ってことなら急いで終電行こう」
あやみの性格を考えて、努めて真摯に向き合う。
「どうしても明日の仕事早いから…」という返答。グダ崩しは行わずに駅に向かうことを決める。急ぎ足で駅へ向かう二人。あやみがより手を強く握ってくれる。打診はうまくいかなかったけど食いつきは少し上がったかもしれない。
ただ駅に向かおうとするも、シャッターが閉まっているのでなかなか辿り着けない。これは終電間に合わないかも。
Trrrrr……
あやみに着信が入る。あ。終わった。。
もちろん相手はめり子。あやみの方に相談の電話を入れたらしい。詳しくは聞こえなかったが、めり子の知り合いの家に二人で泊まろうという算段の模様。めりのの方の線も消えてしまった。
めりのとめり子がこちらの方に向かってくるらしい。あやみと話せる時間はもうわずかしか残されていない。
銀「今日すごい楽しかったな。また会いたい。出張でそっちによく行くから、またハイボール飲みに行こうよ。今度は2人で」
あやみ「いいですよ!でも銀さんモテそうだし、色々遊んでそう」
銀「いや、ちゃんとあやみちゃんとデートしたいなと思ってるよ」
食いつきが上がってきた。今までの奮闘は無駄ではなかったらしい。
あやみ「あの。私本当に可愛い仕草とか恥ずかしいのが苦手で。やっぱりできたほうがいいんですかね…」
銀「別に無理に自分を変える必要なくない?俺は今のあやみのままでいいと思う。そういうのを認めてくれる人を見つければいいんじゃないかな」
あやみ「そうかぁ」
銀「ただ同い年じゃ難しいかも。俺も23歳の時にできたかって言われたら自信ないな。あやみには年上の方がいいよ」
「包容力のある相手」と「軸のある私の承認」を回収する。目を見るとさっきよりも柔和になった気がした。あやみの肩に手を回す。拒絶はない。
めりのとめり子が来る。このまま解散かと思ったが、めり子は再度イチャつきを始める。どうも二人はLINEを交換していなかったようで、ここで最後の攻防戦が繰り広げられようとしていた。
「二人の邪魔しちゃ悪いし」と言って少しだけ離れる。
あやみ「来るとき本当に言ってくださいね」
銀「絶対に声かけるよ」
ハグをして抱き寄せる。
銀「最後にちゃんと顔みたいな」
恥ずかしそうにするあやみ。マスクを外して頬を触る。顔を近づける。キスをする。
めりのとめり子の視線を感じる。ただもう関係なかった。
人間そう簡単に変わらないものだと思っていた。でも少しのきっかけで人は変われるのかもしれない。勇気を出して人前でのキスを受け入れてくれたあやみを愛おしく思った。
めりのめり子攻防戦も終了したようで、名残惜しいがここで解散。最後にハグをしてお別れをする。
第3回大会も連れ出しだけで終了。本番短期決戦を勝ち抜く力が欲しい。なにわの銀のストナンに顔刺しは存在しないのでどうしても時間がかかる。今回はかなり固い価値観を持つ相手だったのでなおさら。
でも今回はやりきったという感覚はある。自分がしたい理想のストナンに少し近づけた気がした。
正直ここから準即につながるか確率は半々だと思う。LINEは続いてるが、あのときの熱が嘘みたいに冷めることはよくある。
でもあの時、確かに銀とあやみは心を通わせていたと思う。お互い出会って良かったと、そう思える関係になれていたら嬉しいな。
終
××遊びは20歳になってから
どーもなにわの銀と申します。ハロウィンでお会いした🐙M勢の皆様、遠征でお会いした味噌M勢の皆様、私がなにわの銀です。以後お見知りおきいただければ!!
自己紹介がてら、ハロウィンストから味噌遠征までの活動を書いていこうと思います。
________________
🐙ハロウィン
ワクチン接種、緊急事態宣言解除を経て、日本国民が沸きたったコロナ禍のハロウィン。帝都はアルコール禁止であったことを考えれば、もしかすると🐙ハロウィンが国内で一番熱かったのではないでしょうか。
Uを根城としているウチの部活も、この時ばかりはMに集合。なにわの銀はもちろん、坂田銀時のコスプレをして参戦した。
※本人画像なので拡散しないでください(>_<)
タクシーで向かい、目的地に降り立つと恥ずかしさが込み上げてくる。街の人の視線の数々。「お前原付じゃねーのかよ!?」という本場関西の方々の心の中のツッコミ。
ただ、ゾーンに向かうとそんな杞憂も吹き飛ぶ。東京グールのコスプレをした部長が「銀ちゃん!」と駆け寄ってきてくれる。今日は楽しいスト日和になりそうだ。
そう思ったのも束の間。他の部員、ビタミン、日ペン、翔んだ林、ぬる、法然の姿を見ると…。
お前ら…。いつもと全く同じ格好じゃねぇか…。そう。ウチの部活はイベントとか関係なく、ストナンをしたいストキチの集まりだったのだ…!!
「お前らマジでイベント無視して、遠征も行かず。ただただ壊れたように同じストナンをずっとし続けるのは流石にアカンて」と早速1叱責を入れておいたが、銀はこのキチ○イ集団が大好きです(マジキチスマイル)
金木研と坂田銀時と黒づくめの男たち。
準備は整った…(!)
初めてお会いしたMクラスタの皆様とkpさせていただき、いざ出陣!!
結果は…!!
坊主…。
これから勝ちパターンnoteがガンガン発売されていくと思いますが、歴史の証人として負けた人目線の報告もあってもいいかなと思ったので綴っていきます。ストのリアル見せてやるよ…(震え声)
ガチコスプレはするな!!
デメリット①身バレが激しい
クラスタとわちゃわちゃしていると、「あれもしかしてなにわの銀さんですか?」と言われる。まあ、そうですよね。
デメリット②遊び感覚の違い
遊び認定されるとハードゲームになる。ここでいう遊びは二つあって、お祭り的な遊びと性的な遊び。ガチコスプレすると前者に振り分けられてしまうので、そこからトークで後者に持っていくのが案外難しい。路上は箱状態なものの女性陣はお祭り気分で来ているので楽しみたいグダが想定外に強い。
多即したクラスタの横で、多くのクラスタが坊主で死屍累々になっていたのもこれが理由だと思われる。初手顔刺しで遊びモードを切り替えさせてからの強打診がおそらくハロウィンの勝ちパターン。トークから徐々に盛り上げてルートはかなり厳しい。箱とストの中間のようなムーブが上手い人が勝ち抜けたゲームだったように思う。
ガチ遊び感を出さないためにコスプレはワンポイントで留め(全くコスプレしないのも浮く)、ローラーしまくり、かなりの強スクをかけて案件を見極めていくしかなさそう。
メリット:楽しい!
楽しい!!
楽しい!!!
東リベや呪術は数多くいたが坂田銀時はかなり珍しかったようで、「銀さん大好きなので写真撮っていいですか?」とめちゃくちゃ逆ナンにあった。うん、俺も銀さん大好きです!少年ジャンプの主人公だけあって男からの割合が多かったけど笑
クソ陰キャが銀さんのおかげでお祭りを楽しむことができました。チャイナキョンシーを見かけたら、「あれ神楽?どうした?死んだ?」とナンパしたり。ハロウィンでおっぱい見せに来たって女の乳触ったり。マジで都市伝説じゃなかったんですねあれ。。。すげぇ興奮した。。。
坂田銀時が大好きになったハロウィンでした。やっぱりコスプレして良かったよ。
________________
味噌前譚
翌日。夜中のハロウィン行軍は爺には辛かったが、龍がUに来ているということで合流させていただく。龍は、寒くて仕方なかった米国遠征時にホッカイロをくれるような、そんな優しい心を持っています。
龍 Halmonica (@streetDDkong) | Twitter
同じくUに来ているランボさん。人を楽しくさせる能力が異常。本当にすごい。
ランボ@Uとお別れできない男 (@lan3o) | Twitter
若イケの上にトーク刺しする凄腕たちとありがたくもトリオをさせていただく。ドラゴンさんよくいじられてるけど普通に尊敬するスト師の一人です。
銀が連れ負けしたのをボロクソ喜んでいたところも含めて本当に大好き(#^ω^)
翌日、味噌遠征に向けて準備を進める。参考にしたのはプロナンパ師を学長とする日本最大のナンパサロンの情報だ。ストナンの叡智が集まるここをチェックしておけばまず間違いはない。
味噌で即るにはこれ pic.twitter.com/eLbQVv9d7u
— ナンパサロン【Nanko】 (@salon_nanko) 2021年10月6日
なるほど。kyo先生もナンパの基本は「酒・暴力・SEX」と言っていたことを考えれば、基本に忠実な街なのだろう。
着替えや充電器に合わせてバールを仕込ませる。王道のストリートナンパができる!楽しみと身震いで眠れなかった。
________________
味噌初日
・我が部の部長
・北国だけでなく味噌もノーグダで来てくれた即系天使
・ハロウィンでシコSWATを即っていた(#^ω^)
なにわの銀 (@naniwanoginn) | Twitter
・このブログの主
・実は仕事で味噌へよく行く
・【ゆる募】名古屋飯の美味しいところ
祝日。朝から味噌イン。所用を済ませて、夕方部長と合流する。現地味噌Mクラスタのわたみさん、ヤリっくまさん、おにぎりくんさんとご挨拶させていただく。さすが聖地のスト師の方々。面構えが違う…!
ここでサブマリ部長の悪癖が発動。Mスト部部長わたみさんを道連れに1時間半、お酒3杯の地蔵トーク。わたみさん本当に失礼いたしました。。
Mスト開始。15分してすぐに部長から「銀ちゃん飲もうよ」LINE。「もう仕方ないなー///」と部長の元へ移動しながら声かけを続けているとヒット。すまんな、連れ出すわ。
神奈川から来たという旅行者。銀値ギリ3。可愛い吉田沙保里。いいんです。遠征なので!!泥啜りに来たんだよこっちは。
名古屋メシを探していると言うので世界のアレを提案。連れ出し打診はノーグダ。北国遠征の反省を活かして念には念を入れたスクリーニング。ハンドテストOK。下心ある発言許容。ホテル匂わせOK。これはいける。
沙保里「お兄さんいくつ?」
銀「えと」
沙保里「待って、私見る目あるから。わかった26歳でしょ!」
銀「なんでわかったん?(全然違う)」
沙保里「えへへー。ちなみに私は29歳だよ」
うんうん、男を見る目のない感じかわいいねー。はいはい、と居酒屋連れ出し。時間ももったいないので手羽先を食べながら落としにかかる。
落とす。
おと…
お…
落ちない…
沙保里「今は遊びたいという気持ち全くないんだよね」
ウソのようにボロ負けした。
アレだけ強スクしっかりかけたのに、こいつ日本語を理解しているのか?霊長類とのコミュニケーションに困惑する。
戸惑いが伝わったのか、「ごめん、そういう気なかったんだけどナンパについていくってそう言うことだよね。申し訳ないからここは年上の私が払っておくね」と沙保里。霊長類最強女子はとても優しい人でした。。。
大乱戦を終え、部長と再合流。Mが枯れ始めたのでSに移動。そこからの部長の即劇はぜひ下記のブログをご覧ください。主導権争いのところは本当に参考にしかならん。
部長と行きつけの立ち飲み屋へ。その際に二人組に声かけし、部長はLゲ。立ち飲みを終えた後は枯れきった街に直面。Lゲ子からゲストをもらっていたので、黒箱へ行こうと誘われる。
なにわの銀は正直箱が苦手である。爺で勝てんと言うのもあるが、クソ陰キャなのであのチャラい感じが苦手なのだ。でも部長からの箱打診なので着いていく。そう私もド即系なのです😇
苦手な箱だが、部長の手解きを受けつつ、ローラーをかけていく。いい感じの二人組と雑談中、部長がブメでサイコ放流。おい、この状況どうしろと(#^ω^)
部長案件(キャンパー※部長ブログ参照)が「あの人チャラかったわー。うちらのこと引き離そうとしてくるし」と言ってくる。うん、いい感じで仕上がってますね。「つか急に一人にされて大丈夫?」とキャンパーが心配してくれる。根は良い子なのかも。
3人で和む時間を続ける。ただずっとそうしているわけにはいかない。苦手な箱とはいえ一人のスト師。「俺チャラくないし、真面目にこの子アタックしますね」と銀案件をセパろうとする。キャンパー「あ、この子既婚だからやめとき」
うーんデッドロック。どうしよう。もういいやと適当打診。
銀「キャンパーの友達想いなところいいよね。すごい好感度上がった。普通に今度ご飯行こ!」
キャンパー「えーウチ遠距離無理なんだけど」
と口では言いつつも割と満更ではなさそう。終電で帰るということで、遠征最終日のアポを確定させてLゲ、放流。
その日は終戦でホテルに戻ると部長からの即報が上がってくる。なにわの銀は思い出した。この人は地蔵トークを長時間した後に、数声かけで即ってしまう天才なんだった…。
________________
味噌二日目
泥すら啜れずメンブレしたまま朝を迎えて仕事へ。辛いです。。。
そんな中、帰宅の途に着く部長からLINEが。
部長「昨日の案件パスできるかも!」
…………!
……………………!!
もう何回でも何時間でも地蔵トーク付き合います!!!愛してる!!!
心に余裕が生まれ仕事にも精が出る。パスの時間ギリギリまで仕事に打ち込む。さあ今日こそは!
約束の時間。まだ来ない。
部長「今仕事終わったらしい」
銀「そかそか」
30分後
部長「ごめん、即系破綻した」
銀「そかそか涙」
部長は全く悪くない。味噌子のアポを信じた自分が悪いのだ。武器を手に持ちSへ繰り出す。
だが時すでに遅し。狩るべき対象はいなくなっていた。
________________
味噌三日目
S朝GTまでして本気で打ち込んだが負け。特筆すべきことなし。
________________
味噌最終日
GTからの仮眠後に目を開ける。携帯を触るとキャンパーからのLINE。「ごめん、友達との約束入ってたの忘れてた…。本当ごめん…」
北国で培った長期遠征準即戦略が音を立てて崩れていく。味噌でのアポは桃鉄の物件ぐらい軽く吹き飛ぶ。
まあ遠征から帰った今でもLINEは続いているので、本当に忘れていただけだったと信じることにする。人の心を失わないために。
気持ちを切り替える。心待ちにしていた最終日!この日は多くの方と合流させていただいた。そして今回の遠征の最大の目的であるファミチキさんとのkpを果たす。北国遠征noteは非常に参考にさせていただきました!
念願の銀さんとkp! pic.twitter.com/WIv0PwM6Ii
— ファミチキ@アスペ弾丸即マシン (@street_Fami) 2021年11月6日
会ってわかった。あ、この人、プロナンパ師匠に似てる。弾丸トークでかっさらっているんだろうな、強いはずだ。
Mスト部のキバナさん、圧倒的顔刺しのブチャさん、ヤリっくまさんに、まじっく快斗さん、tomatoさん、TAKAHIROさんとM勢が一堂に勢揃い。(できればシャンさんにもお会いしたかった…)北国クラスタで今回4回目のkpを果たしたトシさんとも合流し。色々な方とわちゃわちゃMストをする。北国の時のあの祭りの感じ。
今まで一人で味噌遠征にきた時はSで孤独にやっていた。Mストは全くゲームが違うと感じる。まず場所が一箇所に集中するので、他の人たちに見られながらのストになる。必然気合が入る。
また、入口と出口が入り込んだ場所に大量の人が移動するので、瞬時に声かけしないと対応できない。UストがマラソンだとするとMストは常に反復横跳びをしている感じ。忙しなく声かけを続けていく必要がある。
個人的に一番感じたのが、東名阪のストの違い。帝都、味噌S、🐙Mはガンシカor弾丸即の戦い、Uはそこそこオープンしてそこそこ遊び慣れている感じ。味噌Mはオープン、和みまではかなりするのだが、そこからふてこい放流に合う。「うん。うん。あーね。じゃーねー(右へ)」みたいな(部長はフェイントをかけられると表現していた)。
インターネットで均質化したとか言われるけど街によって女性の特徴が違うって本当に面白い現象だと思う。
なんとかMにアジャストしようとするもタイムアップ。この日は70声かけ坊主。4日間の遠征で結果でず。あまりに情けない内容だが、坊主は坊主。負けを認めないと次に進めない。
ただSよりも手応えがあった。Uをホームにしていることもあり、Mで戦う方が合っているかもしれない。12月から2月まで毎月味噌出張予定なので、M行きます!M勢の方々、何卒よろしくお願いします!
________________
味噌EXTRA
心の中の銀さん「え?遠征で結果でなかったからって過去の話?テコ入れのための過去編突入的な?そんなのってあり?」
という心の中の銀さんの声にグサグサ抉られつつも、この子のことはいつかブログにしたいなと思っていたので、この機会に書かせてもらおうと思います。
これは、ちょうど一年前ぐらいのお話。
その日も味噌出張の仕事が終えSストをしていた。のんちゃま先生の単発講習を終えて、「飲み足りないって目してますね?」を多用していた頃。
三越の交差点の前で案件を探しているとモード系の服を着た若い女の子が信号待ちをしている。ヨウジヤマモトみたいな服。うーん、これは好き。
ヨウコは銀値4、20前後。オープン。「飲みたいなって目してますね?」ですごい笑ってくれた。
「さっき2回声掛けられて無視したけどお兄さんはなんか面白かったから」と言われ、居酒屋連れに成功する。こういうの嬉しいよね。先生には本当いつも感謝しています。
話を聞くと20歳、専門学校を出て今はフリーターだとか。ただ、これ以上あまり情報は得られなかった。終始俯きながら話を聞いていたのでこちらの方が話すことが多かった。あんまり楽しくないのだろうか。全く手応えを感じずタイムアップ。今回も連れ出し負けかーと出張を終える。
ただLINEメンテが死なない。食いつきもある。聞いてみるとどうも居酒屋では恥ずかしくてうまく喋れなかったらしい。
凄腕になると表情で食いつきが上がったかどうか手に取るようにわかるらしい。正直一年たった今でも自分にはできそうにないと感じる。アスペには全声かけ全打診しか道はないらしい。
LINEメンテを続けつつ、翌月の味噌出張時のホテル飲みを打診。通る。
当日はホテルの雰囲気を利用しながらムードを作る。少しずつイチャついていき、ハグ→キス→パイ舐めまで行ったところでjojoグダ+彼女にならないとグダ。(パイ舐めまではオッケーなのよくわからんよな)
今なら他に崩しようはあったと思うけど、当時は界隈入りたてだったし、味噌に彼女いるのもいいかと思って付き合うことにした。ただ「やっぱり心の準備の時間が欲しい」と言われその日は解散。
またその翌月の味噌出張でホテル飲み。からの準々即。ノーグダだった。
味噌/準々即/20/E/148/jojo
— なにわの銀 (@naniwanoginn) 2020年11月5日
連れ出し負けかと思ってたらぶっ刺さってた案件。最初は人見知りしてあんま喋らなかったらしい。「いつもは声かけられてもついていかない。その日も2回声かけられたけど無視した。でも他のと違っていいかなと思って」。20の娘即れました…涙。のんちゃま学長に感謝!
その翌月は鬼滅の映画を見に行ったり、カラオケをしたりと言った普通のデートをした。
そしてその翌月。ホテルでおかわりをしようとしたら、悲しそうな顔で「真剣な話をするね」とヨウコが言う。なんだろうと身構える。
「私は女の子で生まれたのがもとから嫌だったの。服とかは好きだけど。そういう風に見られるのが嫌でね。でもこの人ならと思ったんだ。でもね、ごめん。どうしても自分の中で壁は超えられなかった」
アスペ過ぎたので気づいてあげることができなかった。そんな素振り全然なかったじゃん。
こういう時どういう言葉をかけるのが正解なのか。
なんとか言葉を絞り出して、「1度超えようと頑張ってくれてありがとう」と伝えた。
味噌彼女消失。「私は女の子で生まれたのがもとから嫌だった。でもこの人は好き!で付き合った。でもごめん、どうしても自分の中で性の壁は超えられなかった」とのこと。「1度超えようと頑張ってくれてありがとう」と伝えた。振り返って今でもこの言葉でよかったかは分からない。でも本当にありがとう
— なにわの銀 (@naniwanoginn) 2021年1月13日
関係は解消したが、ご飯を一緒に行く仲になった。夏前にあったときは、ヨウコの就職活動を応援したり、相談に乗った。
ヨウコ「あ、もうすぐ誕生日だからプレゼント買ったのに持ってくるの忘れた!今度渡すね!」
銀「ありがとう!」
そこから緊急事態が長引き中々出張がない日が続く。そして久しぶりに会える日が来たのが今回の味噌遠征初日だった。部長と会う前の所用は実はこれ。
「新しくできたコーヒー屋に行こう」とヨウコが提案してくれたので二人でモーニングをすることに。
久しぶりに会うと、いつもより元気そうだった。聞くと正社員に就職できそうらしい。経済的安定は心の余裕って本当だなぁと思いつつ、コーヒーを啜る。
新しい彼氏もできたのだとか。ほうほう詳しく聞こうじゃないか。
友達みんなマッチングアプリをやっているので、自分もやってみるかーと軽い気持ちで登録したらしい。やっぱり時代はマッチングアプリなのね。そこで今の人を見つけたとぁ。マッチングアプリ攻略に本気で、フル課金でハッシュタグつけまくりの人だったとか。大丈夫かなその人笑
気になる夜の事情も聞いてみると、子供いらないし結婚もしないと伝えた上で、今はたくみに逃げ続けているのだとか。いやーマッチングアプリガチ勢にそれは無理なんじゃないかなー笑。若い子と付き合えて今は頑張って我慢してるけどパターンな気がするけど。
まあでもなんにせよ私生活が充実し始めて、元気になった姿を見て安心した。気づけば君も21歳、少し大人になったらしい。
銀「こうやって二人であってるのは彼氏大丈夫なん?」
ヨウコ「友達と会いにいくって言ったよ。怪しんでたけど」
銀「大丈夫なん?まあ別にやましいことしてないけど」
ヨウコ「束縛厳しい感じの人だけどまあ多分大丈夫!また来る時教えてね!コーヒーしよ!」
店を出て、交差点で別れる。ここで声掛けたんだっけ。いろいろな思い出が蘇る。あ、そう言えばプレゼントの話が出てこなかったな。まあ勝手に貰えるもんだと思っていたのがおかしな話か。
正直味噌は相性が悪いのか、全然結果が出ない。今度こそエモ即をしてブログを書きたいなと思う。
ただ今回の遠征で得るものもあった。一つはM勢の方々とkpできたこと。もう一つは、味噌に行くと一緒にコーヒーを飲めるモーニング友達ができたこと。
終
大人の階段は昇り階段とは限らない
火の国・明太子遠征を行ったその格闘記。
____________________
なにわの銀は仕事で割と出張をする。今回は火の国と明太子。ナンパ師ならまあテンション上がるよね。
行きの新幹線の中でのんちゃま先生の火の国遠征noteとNanpareの明太子攻略記事を何度も読み直す。攻略法が参考になるのは当然として、先生とかずやさんの遠征記が何度読んでも面白いので本当おすすめ。
先生は火の国で1日4即という偉業を成し遂げている。銀も自分のことが大好きな金髪ショート見つけに行くか!と心がたぎる。
____________________
火の国初日
仕事を終え街に出る。時間は19時前。
まずは導線を把握するため街を歩く。古き良きアーケード街が中心地らしい。牛タンに気持ち似ているかな?
逆L字のアーケードを往復。そして気付く。あれ、市の青服多すぎじゃね?図示するとこんな感じ。
マジでメタルギアソリッドのハードモードレベルの多さ。ちなみになにわの銀はメタルギアソリッドをイージーモードでプレイするクソゲーマーである。なんなら2で大佐からゲームを切るように言われてマジで切った。(伝われ…!)
noteにも警備の人に気をつけろとか書いてたけど、ちょっと予想の斜め上すぎませんかね。。。
仕方ないのでスニーキングナンパを実施する。
すまん、めちゃくちゃ効率悪い。。
なかなか声掛け数を稼げない。そして21時以降急速に枯れる街。
【クローズアップ現代】地方都市の今… pic.twitter.com/4uaBDpMsmC
— なにわの銀 (@naniwanoginn) 2021年10月13日
にも関わらず23時過ぎまで警戒を怠らない青服。初日は思うようにストが出来ず坊主。
____________________
火の国二日目
この日はポロサツ遠征でkpさせていただいたトシさんと合流。休暇を利用して全国行脚をされているところたまたま火の国の遠征日が一致!いろんな友人が増えるのはストナンの良いとこの一つよね!!トシさんが即った裏垢女子の話やポロサツの思い出話で盛り上がる。
全国行脚中のトシさん(@Toshiya36558198 )とkp。ポロサツクラスタと関西クラスタが女の尻追っかけて火の国でkp。良い!ストナン良い! https://t.co/QMwU0l4Mnh
— なにわの銀 (@naniwanoginn) 2021年10月14日
いざ街へ!という時に、スマホがブブッとなる。なんとTwitterのDMであのかずやさんから火の国攻略のアドバイスが来ている!!!
じゃなかったこっち。
かずや🔥BIG LOVE (@kazuya___ura) | Twitter
このブログを始めるにあたって一番参考にさせていただいてたエモブログ界のレジェンド。かずやさんのブログは本当に何度も何度も読み返した。媒体をはてなブログにしたのもかずやさんの影響だったりする。本当みんなに読んで欲しい。
DMを拝読。アドバイスの内容が非常に的確。というか凄腕の人たちは遠征でここまでその土地にアジャストできるのかと驚く。
しかも今日は青服が少ない。昨日の1/4程度。本当に初日のあれはなんだったのか。市の職員がなにわの銀の読者で火の国インを警戒していたとしか思えない。坊主ったので警戒レベルを解いてくれたのだろうか。なあ、そうなんだろ!?涙
トシさんとのkp、かずやさんのアドバイス、警戒レベルの下がった街。この日は軽快に声掛けができた。オープン率もかなり上がる。アドバイスの効力すげぇ。。。めちゃくちゃ気持ちよくストナンができる。
ただ結果はついて来ず残念ながら坊主。お二人のご好意を無意にしてしまって本当に悔しい。ただ調子は掴めてきた。次は負けない。
____________________
明太子遠征
新幹線さくらで明太子へ。過去3度出張遠征をして、3回とも坊主になっている因縁の地。
地下鉄で中心地、天の神へ。福ビルが再建のため更地になっている。この街も新しく生まれ変わりつつあるらしい。
学生時代よく食べてたソウルフード、ふきやはもう天神にはないのか。。(※お好み焼き屋。二郎がただのラーメン屋ではないのと一緒でふきやはお好み焼き屋ではなくふきやである)まあ博多にあるからいいのだけれども。
そう、実は何を隠そうなにわの銀は明太子出身なのである。
のんちゃま先生にそれを言った時は「全然なにわじゃなくて草」と言われた。まあ今の住みがそうってだけなんですよね。この垢名気に入っているので変える気はないけど。
この日は早めに仕事が終わったのでスト前に酒を入れることにする。向かったのは弐ノ弐。ここはハッピーアワーの時間はビール290円、餃子半額という大盤振る舞いで行列ができるお店。大学生の時はとにかく金がなかったのでよくバンドメンバーでここで飲んでいた。
※ちなみに明太子は餃子も有名だったりする。遠征の際は是非テムジンへ。
今になって食べてもやはり美味しいものは美味しい。大人になっても舌の感覚はそんなに変わらないものらしい。変わったことがあるとすればあまり金額を気にせずお酒を頼めるようになったことぐらいだろうか。
気持ちよくなってきたところで街に出る。1声掛け目。「あれ、お姉さん、もしかして。くぁwせdrftgyふじこlp;」
やべー、呂律回ってねえwwwww
流石にこれはまずいと思って水を飲み、ゲーセンのトイレへ。
用を済ませた後、ふと思い立ってjubeat(ユビート)の筐体へ近づく。(※jubeatは16マスのボタンを音楽に合わせてタイミングよく指で押していくリズムゲーム。割と奥が深い)
19歳の時に付き合って、童貞と処女を一緒に捨てた彼女がjubeatが大好きだった。相手に好かれるためにゲーセンに通って必死に練習した。あの頃は何もかも必死だった。ああいう淡い恋愛をすることは今後あるのだろうか。今は違う人生を歩む彼女。幸せに暮らしていてほしいと切に思う。
本当にこの街はいろんな思い出が染み付いている。良い意味でも悪い意味でも。
久しぶりにプレイしてみる。「only my railgun」のLEVEL5(中級)。
放て心に刻んだ夢を〜未来さえ置き去りにして〜
Failed…。
あれ、お酒入っているとはいえ、こんなに下手になってるのか…。昔は余裕でクリアできてたのに。当たり前だが、続けなければ技術は退化するものらしい。
一人で感傷に浸りながらもアルコールの具合がいい感じになってきたのでストを再開する。
やはりウチの故郷の女性は優しい人が多くガンシカがない。声掛けにテンポが生まれる。
5声掛け目でヒット。20歳、銀値4、芋っぽい女の子。正直博多美人とは言えないが別に芋に文句があるわけではない。がめ煮(本州でいう筑前煮)美味しいよね。
がめ子…は流石に可哀想なので馬鈴薯の鈴からとってすずと呼ぶことにする。もちろん広瀬すずとは一切関係ないイモー!
銀「今日時短要請終わったし飲みに行こうよ」
すず「うーん、明日の朝早くて」
銀「言ってもそんなに早くないんやろ?w」
すず「明日成人式の前撮りがあるんですよ。だから21時までに帰らなくちゃいけなくて」
時刻は19時半。一緒に歩いている感じド即系ではないので直ホ搬送は破綻のリスクがあるので避けたい。ローカルなのでなおさら。30分居酒屋→1時間ホテルで21時放流が吉。この思考に至るまで約2秒。こういう判断が早くなったあたり、ストの技術は成長しているようだ。
銀「まだ時間あるじゃん。30分だけ飲み行こう!」
すず「え、30分だけでいいんですか笑」
銀「ま、とりあえず!(そこそこ食いつきあるな)」
すず「わかりました!」
銀「すずちゃんは彼氏いるん?」
すず「いますよー。」
銀「あ、そうなんや。今日はいないことにしよ!笑」
すず「え?あ。わかりました笑」
彼蟻、時間制限ありの案件。早めに仕上げる必要がありそう。和みを早まきで入れながら居酒屋へ連れていく。
銀「彼氏とはどれぐらいなん?」
すず「今8ヶ月ぐらいですね。お互い初めてで」
19歳から付き合い始めた二人。うーん既視感。
すず「まあでも別れようかなーとも悩んでで」
銀「え、なんでなん?」
すず「お金のところがねー。相手も同じ20とはいえ社会人なんですよ。なのに800円を越えると割り勘なんです!」
銀「うんうん(800円というのが物価の安い明太子のリアルな数値だな)」
すず「だから一年記念の時に別れようと思ってて」
銀「いや、そんなん男トラウマもんだろ(うんうん)」
真面目そうなのに自由な子だな…笑。話を続ける。
すず「どうすればいいと思いますか?」
銀「悩んでいるのなら続けてていいと思うよ。もういいやと思ったらその時は別れたらいいんじゃないかな」
すず「なるほどー」
銀「まあでも20歳って一番遊びたい時じゃん」
すず「わかります!クラブ行ってみたい!」
銀「色々経験するのはいいことだと思うよ(明太子の箱…この子は無事に帰って来れるだろうか笑)」
すず「わかりました!」
銀「とりあえず今日は俺と遊ぼ!」
すず「えー笑チャラい笑」
20歳は遊びたい盛りって本当らしい。別にそれは悪いことではないと今は思う。
教科書的展開を終えて、会計をスマートに済ませる。そしてつつがなくホテ搬。「わーおしゃれ!綺麗ですね!」とすずは驚いていた。こういうの自分が20歳の時はできなかったなあ。
時間もないので早めにギラつく。「今日はしないですよ」グダ。でも明らかに形式っぽいのでキスで崩す。少しずつ服を脱がせていく。下着に差し掛かったところで「今日の下着ダサいから…」と脱ぐのを拒絶する。
まあ確かに今日急にこんなことなるなんて思わないよね。気持ちはわかるが時間もない。そこでのんちゃま先生・イニエスタ先生発案のチン出しルーティンを発動する。
引用元:のんちゃま先生(のんちゃま® プロナンパ師 (@nonchama0721) | Twitter)・イニエスタ先生(いにえすた(凄く泥水) (@inichang88) | Twitter)
※引用出典が大事だと聞きました。
銀「ほら俺の方が恥ずかしいやん?」
すず「脱ぐの早すぎww」
下着グダもなくなり裸になるすず。かなりの巨乳。本当にありがとうございました。ギンッギンになるなにわの銀のリトルなにわの銀。
即!
明太子/即/彼蟻/銀値4/20/楽星/G
— なにわの銀 (@naniwanoginn) 2021年10月15日
何度も負けを喫してきた明太子遠征での即!!30分居酒屋連れ出し→ホテ搬という教科書通りの綺麗な導線。実は明太子出身なので故郷に錦を飾れて涙出そうなぐらい嬉しい!彼蟻ありがとうございました🐜 pic.twitter.com/jKUVla3gIr
「なんでいいと思ったん?」と聞くと、「うーん、服装とか雰囲気?」と答えるすず。ファッションに欠片も興味がなく、どこかのバンドのライブTばかり来ていた大学時代。今考えるとかなり隔世の感がある。
20時50分。すずの電話が鳴る。
すず母「今どこおると?早く帰って来ないとあかんよ」
すず「わかった!」
風俗の終了の電話かな?ってぐらいタイミングの良い母の電話。完全にタイムマネジメントの勝利でした。ありがとうございました。
バス停までの帰り道、雑談をしながら送る。
銀「九州の女性って外では男の3歩下がって歩いて男を立てるけど、家庭内ではカカア天下ってよく聞くけどあれって本当なんかな。九州経済は女性が成り立たせているらしいとか」
すず「そうなのかなー。でも私は優しいお母さんになりたいな」
銀「そういうのもいいね」
すず「あ、バス停あそこ!今日はありがとう!」
銀「気をつけてね!」
すず「うん!明日着物で綺麗な写真撮ってくるね!」
笑顔で手を振りすずと別れる。
できるようになったこと、できなくなったこと。昔住んでいたからこそより色濃く感じてしまう。良い意味でも悪い意味でも人は変わっていく。
ただ別れ際、芋っぽかった女の子の顔が少し大人びた表情をしていたのを見れたのは良かったな。
渡る世間は愛ばかり
前回までのあらすじ
今年一番枯れきってしまった街に到着してしまったなにわの銀。そこで待っていたのは一声掛け終わると10分以上次の案件に会うことはない寂寥としたDEATH CITY。
足を引きずりながらも1日20キロ以上歩くウォーキングデット状態。なんとか3連れ出しするものの3負けを喫したなにわの銀。
絶望の中、彼が見たのは、ゾンビになっても歌って踊り続けるPassCodeの姿だった。
死んでも夢を叶えたい! いいえ、死んでも夢は叶えられる!それは絶望?それとも希望?過酷な運命乗り越えて、脈がなくても突き進む!それが私たちのサガだから!
そうここはSAGA!
SAGAを盛り上げる活動がここから始まる(大嘘)
正しくはこちらの北国遠征(前編)をご覧いただければ幸いです。
↓
____________________
遠征メンバー
サブマリ@🥺ころし (@submari2020) | Twitter
- 我が部の部長。
- 最近ぴえん殺しのサンリオオープナーにハマっている。
- ポロサツ遠征表明後にノーグダで同行を決めてくれた心の友。
なにわの銀 (@naniwanoginn) | Twitter
前半戦はなにわの銀一人で遠征を敢行するも3連れ出し3負け。スト高めを連れ出せていたが即が遠い。完全に良くない傾向だった。ここで作戦を練り直す。
警戒心が強くない案件が多くオープン率は非常に高い。オープンの仕方よりも和み方の方が重要で、そちらを意識した声掛けが必要になる。目的がある子が多いので長期戦を生かしたLゲ→準即戦略をメインにする。連れ出しはしやすいが要所要所でスクリーニングをかけないと痛い目を見る。ただスト高めでもトーク勝負にまで持っていけるので、そこで食いつき上げの勝負に持っていくことは可能。
これまでのんちゃま先生に教わってきた基礎をもとに、自分のストナンをチューニングしていく。連れ負けは辛いが、いろいろあーだこーだ考える→実践→試行錯誤→次の即を目指すのは割と楽しかった。「講習の終わりが一人のナンパ師としてのスタートです」と先生は言っていたがこういうことかもしれない。
_______________
四日目
部長が北国に来る日。この日までに1即しておきたかった。自分の不甲斐なさを恥じるばかりだったが、以下のツイートに心が湧く。
北国 着弾😎💣
— サブマリ@🥺ころし (@submari2020) 2021年9月24日
ダチが北国で坊主ってるのに、ヒヨってるやついる??!
いねぇよなぁぁあ🔥🔥!!! https://t.co/0NeK3lMMuN pic.twitter.com/7HNEvRHF8k
流れが変わった気がした。部長が来てくれたのが本当に心強かった。
合流してkpがてら街を歩く。声掛け可能スポットを紹介していている途中、一頭の子豚がトコトコ目の前を歩いていく。部長に許可をもらって声かけにいく。見られながらの声掛けだからか強気に行くことができた。
銀「え、ちょっと待って。お姉さん可愛いやん」
子豚「えー、本当?私ちょろいからやめてよ」
銀「マジ?とりま夜うちのホテルきなよ」
子豚「ぶひ」
即確きた…!!重かった体がふっと軽くなった。力が湧いてくる。今日は戦えそうだ。
※この子豚は夜現れることはなかった。ド即系の言うことを信じてはいけない。でも君のおかげで後半戦良いスタートがきれました。ありがとう。
部長との気合いの寿司ランチを決めた後、 2日目にLゲしたぴえんとのアポへ赴く。北国遠征4回目のデート。前半戦は負けが込んだが、後半戦は勝つ。
____________________
18歳JD1ぴえんとのアポへ赴く。待ち合わせ場所に現れるぴえん。あーもう本当そういう服好き…。というのはおくびにも出さず、「デートどこいこっかー」とか言いながらまずは喫茶店へ行くことにする。
ぴえんがジュースを飲むためマスクを外す。銀値7が目の前に現れる。あれ、この子PassCodeの高嶋楓に似てね?というか、かえちゃんより可愛くない?
(ブログ書くために写真探してたけどマジでこの写真ばり似てるわ…)
Lゲ時に世間話はいろいろと済ませていたので、すぐに恋愛トークに入る。
銀「彼氏と別れたって言ってたけど最近はどう?恋バナ聞きたい!」
楓「え…。恋愛話とかじゃないけど…。私のそういう話えぐいよ?」
銀「いやえぐいって何事よ笑」
楓「うちパパ活しててさ。あ、引いた?」
銀「いや別に引いてないよ」
「そんなこと」と思ったが「本当かなあ」となかなか信じてくれない。
これはあれを使う時かもしれない。2連れ目負けの時に学んだ手法。元カノの話で食いつきをあげるトーク。
訝しがっている楓に対し、「逆に俺の恋愛話を聞いて欲しいな」と言って少しずつ話し始めた。前回ブログに書いた女の子、奈々のことを。
恋愛に失敗して自暴自棄になり、パパ活を始めた寂しがりやな女の子のこと。初めてのパパ活で稼いだお金で妹にお菓子を振る舞った豪快な女の子のこと。そしてその女の子を心から好きだったこと。
楓の銀を見る目が変わったのを感じる。奈々のことはすっと楓の心の中に入っていくようだった。嘘の物語ではない、本当に実在する女の子の話だったから、理解もできるし、強く共感できたのかもしれない。
そして、そんな女の子のことを本気で好きになってくれるんだ、というのがわかったこと。これが銀の評価を大きく変えたように思う。直接的に褒めるとか認めるとか、そういうそのまま好意を伝える行為よりも、深く刺さったようだった。
正直万能に使える手法ではないと思う。過去の話とか聞きたくないという人もいるだろうし、女々しいと感じる人もいると思う。でも伝え方一つ変わるだけで、より深い共感と理解を生むことがあるらしい。前半戦の連れ負けがなければ、この展開はなかった。ルートが分岐する。
「ここじゃ話しづらいことも多いし場所変えよ」と言ってホテルに連れて行く。部屋に入ると堰を切ったように色々なパパ活の苦労話をしゃべってくれた。単なる愚痴だけだったら自分も聞いてて辛いものがあるが、話がとても上手な娘だった。
明日カノに出てくるような物語を、すべらない話みたいにおもしろおかしくしゃべるので普通にずっと聞いていられた。価格交渉男とか怪獣バーブとか対P活女子の話とか今思い出しても笑える。話の展開が見事だった。賢い娘なんだろうな。
話が途切れたところで抱きしめる。キスをする。ローカル特有の強めの形式グダはあるものの、崩せないものではない。一つ一つ丁寧に崩していく。楓はすでに心を許してくれているようだった。そこには女の子の目をした楓がいた。
準即。
銀値7の即は初ブログ以来。前回はラッキーにラッキーが重なった結果だった。今回は自惚れかもしれないが、しっかり相手と向き合った上での即だったと思う。でも、自分が魅力的な人間になったかと言われるとよくわからない。むしろ自分は空っぽな人間だと思う。
ナンパを始めた理由は色々あったが、今続けている理由は、いろんな女性と向き合っていくことで、彼女たちの世界観に触れたいから、というのが大きい。自分が空っぽだからこそ、彼女たちが感じること、世界の見え方、考えていることを知りたい。
今回の即も奈々がいなかったらあり得なかった。本当に色々な女性に助けられて人生を送っている。いつか空っぽじゃなくなった自分が誰かを魅了できる日が来るのだろうか。
ピロートークをしながら時間を確認する。楓はこのあとP活に行くようだった。「大変だから元気づけて」と楓はいう。奈々は25歳だったが、楓は18歳。したたかに生きているように見えて、優しくしてくれる人が欲しかったのだと思う。できる限り甘やかしておいた。
____________________
4日間かけて初めての即。早くみんなに伝えたい!スマホを開くとそこには部長からのメッセージが。
「北国着いて1時間。18歳ぴえん即」
マイキィィイィイィィィイィイィィィィ!!!!!!!!!!!!!
奇しくも同じ時間に、隣部屋で部長が18歳ぴえんを即っていた。4日間かけての戦いに対して1時間でこれ。あなたが最強です。
案件を放流して、部長、はたちさん、野武士さん、トシさんと合流。トシさんは昨年ストナンを始められて先週初即を達成されたらしい。皆のさまざまなお祝いを兼ねてのkp。肩の荷も降りて純粋に祝杯を楽しむことができた。
トシ_北国ニシパ実は婚活(リベンジ帝都11/27〜) (@Toshiya36558198) | Twitter
その後北の炎上王テンパさんとkp。界隈入りの時からその活動を見ていたので合流をお願いしたところノーグダでOKしてくれた。「ブチギレ炎上マインドを教えてやるよ!!こい!!」と言われたときは冷や汗をかいた(大嘘)。普通にナンパや今後の活動についての話をさせていただく。楽しかったです!ありがとうございました!
テンパ@PUA (@tenpanonanpa) | Twitter
その後部長とコンビをしようと街に戻ると、なんと!北の凄腕、野武士さん(野武士®︎ (@jornjovana) | Twitter)と部長がコンビをしている。目の前でカラオケ連れをしている姿を見たときは正直しびれた。そう!うちの部長、無名なだけでナンパ上手いんすよ…!!
胸が熱くなる展開に自分だって負けていられない。はたちさん(はたち (@Hatachih) | Twitter)とコンビをさせていただく。気負っている自分に対し、案件ごと自分を笑かしてくれる。兄貴のトークめちゃくちゃ面白くて案件と一緒にめっちゃ笑ってた。本当すごい魅力的な人だな。
花金で案件も多い。全員気合いが入る。自分も準即を決めて自信がついた。この日のストナンは楽しくてしょうがなかった。本当に祭りだった。
ソロに戻ってストナンを続ける。スタイリッシュに歩く細め女性に声をかける。オープン。今までの教訓を活かして強めにスクリーニングをかける。
銀「明日デートしよ」
案件「私若くないから他の子に行ったほうがいいよ。だって私41だよ?」
銀「(30代前半にしか見えねえ。いける)」
銀「あなたみたいな綺麗で経験豊富な人を口説きたいんです」
41子「え…///」
勝ちを確信しLゲ。最終日に会う約束をする。
深夜、ふらふらーと歩く女性に声をかける。彼氏に振られて友達とやけ酒。その後宴箱へ。ただ面倒な野生がいたらしく、あまり楽しめなかったので帰るということだった。「飲み直そ!」と言ってホテ搬。
案件「あーもーあいつ本当意味わかんない。別れた後、あっちからやり直そうって言ったんだよ?なのにもう彼女作ってんの。信じられる?」
銀「うんうん」
案件「もー何もかもどうでもよくなって。今日はやけ酒」
銀「うんうんパンクだね」
パンク女子「ねー、ちゃんと聞いてる?」
銀「うんうん」
パンク女子「(肩に寄りかかってくる)」
銀「うんうん」
弾丸即!
体を許してくれた理由を聞くと「世界とかもうどうでもよくなったから」というマジでパンクロック精神あふれる回答をしてくれた。いつか君に幸せが訪れますように。
北国弾丸即/23/秒院自無/D/銀値4
— なにわの銀 (@naniwanoginn) 2021年9月24日
本日2即目。はたちさんご指名の子。ポロサツクラスタの方々にはもう頭上がりません…。彼氏が浮気してたらしくヤケ酒。「もう世界なんてどうにでもなれ」というロックンロール精神溢れる魂の叫びに共鳴し即。 pic.twitter.com/MFHUaXxDgm
____________________
5日目
部長との昼ストの後、昨日Lゲした41子とのアポ。強スクで直ホ。関西のお笑いが好きで、なにわの銀がUからきていることを知ると大変喜んでいた。人生初の関西刺し!そうです、私がなにわの銀です!
強スクをかけていたのでグダもあまりなく、つつがなく準即。
初の40代即。のんちゃまさん、アスペフナムシさん、イニエスタさん、見てますか?俺やりましたよ… #のんちゃまオバフォー攻略一門
一応41子の名誉のために言っておくと普通に綺麗な方で余裕で可食範囲内。泥水感一切なく楽しむことができました。Uに来たら一緒にお笑いみようね。
北国準即/41/B/寺務/銀値3
— なにわの銀 (@naniwanoginn) 2021年9月25日
昨日夜中ビタ止めで仕上げた案件。強スクで直ホ通る。これで #のんちゃまオバフォー一門 に名を連ねた。でも加齢で銀値3にしたけど顔整ってて可愛い感じの人なので泥水すすった感じは全くない。北の熟成果実いただきました! pic.twitter.com/wEcynLpchC
案件放流後、部長とトシさんと一緒にスープカレーを食べに行く。やっぱり現地の人が教えてくれたものは間違いねぇ。ばりうまでした!
部長とのコンビストを敢行。その後、ないとーさん、エゾラストパヌ氏♪さんにご挨拶。
ないとー@ポロ札 (@keibarajm) | Twitter
エゾラストパヌ氏♪ (@mmmmmellow_pua) | Twitter
エレベーターで自分の部屋に戻ろうとすると部長が2即目案件を連れ出してきたのが見えた。1日1即はさすがに凄腕ムーブでしょ…。
最後は楓ちゃんを呼んで一緒に過ごす。最後の夜を惜しむように、2回戦。もうグダはひとつもなく、優しい女の子の顔をしていた。
夜通しいっぱい喋った。価格改定で最近4諭吉にした話(これそういう関係だったら2日で諭吉12名出動だったんですか…)、笑える面倒な客や、地元の話、好きなお菓子は?といった他愛のない世間話など。1ヶ月分ぐらい濃厚にしゃべったと思う。ほとんど寝ずに話をした。
朝、楓は電車のホームまで付いてきて見送りをしてくれた。「また会えるよね」と楓が言う。強そうに見えるが中身は他の子と同じ18歳。愛しさが込み上げてくる。楓のことを強く抱きしめた。
電車の中で部長と合流。北国遠征のことを振り返って盛り上がった。部長は2日で2即という立派な成績。改めてすごい人が部長なんだなと実感する。
なにわの銀は5日で3即。内、PassCode1即(?)
終わってみればなかなか悪くない成果。アベレージ月2〜3即という実力、今年一番の街の枯れ具合を考慮すると敢闘賞ぐらいは頂いてもバチは当たらないのではないでしょうか。
北国遠征では色々と考えさせられた。和み、スクリーニング強度、ノンバ、ラインメンテ、準即回収。一人のスト師として色々考え試行錯誤しながらアジャストして戦った。一皮剥けたような気がした。
何より今回の遠征で学んだことは、自分はストナンが好きでしょうがないということ。(もちろんキツい時間の方が圧倒的に長かったけど…笑)
ストナンのブログを書き始めたから、はたちさんにお会いすることができた。そのご縁でいろんな人と繋がることができた。彼らと一緒に街で戦った時間は、普通に生活してたら得られないとても貴重なものだ。
そして素敵な女性たちに会い、夢のような時間を過ごすことができた。辛い負けも多かったけど、何ひとつ無駄なことはなかった。そして楓に会うことができた。
渡る世間は愛ばかり。いろんな愛に触れることができた遠征でした。北国LOVE!
いい事は連続して起こらないくせに悪い事は連続して起こるもんだ
7月にのんちゃま先生1ヶ月講習を受講し、自身最多の月5即を達成。8月はあまり出撃できなかったものの牛タン1出撃1即を決める。9月、更なる成長を求めて北国遠征を画策。
スト師人生上り調子かと思っていた。この時までは…
____________________
遠征前日譚
8月、牛タン即で浮かれていたが、個人的に大きな出来事があった。
大恋愛と大失恋と大恋愛をした。普通に相手の前で泣いた。相手も泣いていた。今日ダメかも。
— なにわの銀 (@naniwanoginn) 2021年8月27日
一応この人とはまだ物語を紡いでいる途中。いつかブログに書く日が来るのかな。
3日間ぐらい寝込んだが、このままだと闇落ちしそうだったので重い体を引きずって街に出る。
9月、緊急事態宣言の影響は思っていたよりも大きかった。Uですら枯れている。
なにわの銀のストナンは浮ついた人をピックアップするスタイルのため、街に元気がないと厳しい。固定から動的に変えてオープン率を上げようとするも中々うまくいかない。個人的にしんどかったのが部活の即数×案件スト値ポイントの導入だった。
銀値2の泥水を啜って何とか1即するも圧倒的ビリ。挽回しようとして弾丸即を狙い、雑になって負け。動的を考えすぎてノンバが落ちて負け。オープンすらしない。完全にスランプに陥っていた。楽しかったストがまた苦しくなった。苦しさは声かけに派生する。そして負ける。悪循環。
そんな中、前回ブログに書いた奈々が元彼の元へ巣立っていった。割と納得のいくお別れはできたと思うが、寂しさがないと言えば嘘になる。
この娘ですが元カレのもとへ巣立っていきました。出会ってくれてありがとう。 https://t.co/WvAntJqML3 pic.twitter.com/aS0ANKXmMG
— なにわの銀 (@naniwanoginn) 2021年9月19日
苦しい状況が続く。北国遠征が目前に迫る。こんな状態でストができるのか。そもそもなんのためにやろうとしているんだったっけ。
心身ともにキツい状態だったが、やるからには後悔しないようにしたい。状況を少しでも好転させようとのんちゃま先生の教えを振り返る。8月9月に変わってしまったストのやり方を7月末の状況に戻そうとする。
一つ、そしてまた一つ。基礎を固め直す。何とか旅立つ前にLゲや連れ出しができるまでには回復した。
____________________
初日
これまでの不調と、それでも遠征で何か変わるだろうという期待、いろんな感情がないまぜになったまま北国遠征を迎えることとなった。
5日間の遠征。部長が4日目から合流してくれる予定になっている。
飛行機の中で東京卍リベンジャーズを読む。負けても負けても立ち上がり続ければ状況は好転していくはずだ。5日間、戦い続けることを誓う。
ホテルに移動するまでに何度もファミチキさんの北国遠征noteを読み直す。部活遠征の楽しさが伝わってくる良記事なので一読されることをおすすめします!ちなみに今回の宿泊先はファミチキさんに教えていただいたところで、とても使いやすかったです。この場で感謝を!
チェックインを済ませ、北国イン。はたちさんと合流させていただく。
4○歳歴3年未満で即を量産する北の星。このブログを読んでいただいており感謝の言葉を伝えたいこともあって事前に合流をお願いしていた。
お会いするとめちゃくちゃ紳士かつ兄貴肌かつ男前な人でした…!結果出す人はやっぱり人間的な魅力に溢れている。
kpさせていただき、街を案内いただく。「渋い時に来られましたね」と言われていたが確かに案件が少ない。ポロサツのシーズンは夏。9月末は薄手の長袖だと寒いぐらいの季節。それに緊急事態が拍車をかける。
やべぇ
— はたち (@Hatachih) 2021年9月21日
なにわの銀さん@naniwanoginn
合流してなんとか即ってもらいたいんだけど、今年1番街枯れてて、申し訳無さすぎるから、女神はよ。
その時のはたちさんのツイート。遠征者に対してこんなに思いやりを持って接していただけるなんて神ですか…。はたちさんの優しさを踏みにじるわけにはいかない。終電を逃した子を居酒屋へ連れ出す。銀値6。普通に可愛い。
酒を入れながら「イケメンによくやり捨てされるけどやめられなくて泣けるよね」という話を引き出す。そこからトークを続けるも終始主導権が取れない展開が続く。居酒屋後ホテ搬を狙うも破綻。箱に逃げられてしまう。
初日坊主。殺してくれ…。
____________________
2日目
仕事を終え夕方前に街in。超細身爆乳がいたので声掛け。オープン。Uではガンシカされる層なので驚く。飲み会まで暇だというので「0次会しよ!」で連れ。
割と早めの段階で「恋愛とか最近興味ないからね」と釘を刺される。あの手この手で話を展開するも心を開く感じはない。ただ一つ刺さったのは、元カノの話。男の話より、同性の話の方が共感しやすいのかもしれない。少しだけ食いつきが上がったものの結局負け。
この日ははたちさんのご紹介で北の凄腕、野武士さんと合流させていただく。なにこの人ノンバ強すぎ…。
連日、案件は少ない。でも初日に比べたら声かけ対象がいるだけでもありがたい。
はたちさん指名の子に声をかける。「ミテコでは?」と思ったが25歳。北国怖い。その日は忙しいということで次の日のランチアポを確約して放流。
夜、野武士さんが「あれいきましょう!」と指名してくれる。Uなら確実にガンシカされそうなぴえん。オープン。北の凄腕たちの目利き力どうなってるんですか…。駅まで10分間並行トークする。その日は早く帰りたいというので2日後のデートを約束してLゲ放流。
何とかアポを仕込むもこの日も坊主。GTしてもダメ。疲労が蓄積してくる。
____________________
三日目
昨日Lゲした25歳とジンギスカンランチアポを組む。遠征っぽくていいね。
待ち合わせをして事前に調べていたお店へ。マスクを外すと「おいおいJKか」ってぐらい犯罪めいたロリがそこにいた。銀値6で可愛い。
北国トークで盛り上がるも恋愛話は全く盛り上がらない。恋愛に欠片も興味がなく、キスも気持ち悪いのでしたことがないのだとか。「今日なんで来てくれたん?」と聞くと、「せっかく遠くから来てくれたので街を楽しんでもらえればと思って!」と素敵な笑顔が返ってくる。
あ、これ米国でJDに居酒屋おもてなし負けしたあれだわ…。
ローカルには炭治郎ばりに心が綺麗な人がマジでいる。あまりの優しさに涙しそうになりながら、しっかりホテ打診して、しっかり断られた。
これで3連れ出し3負け。これがローカル特有の連れ出しまではいけるけど中々勝てないというやつ…。スト高めの案件とアポ組めて調子乗ってたけど、対策打たないと遠征全日丸坊主というのもありうる。
失意の中、のんちゃま先生からLINEがくる。可愛らしい子とのアポ画像だった。坊主ってる弟子を本気で追い込み、煽りに煽る師匠の鑑of鑑。
でももしかしたら金持ち石油王の高貴なる悪戯に弄ばれた可能性も否めない。
のんちゃま® プロナンパ師 (@nonchama0721) | Twitter
気分一転、この日は遠征の目的の一つであるPassCodeのライブを見に行く。
PassCode(パスコード)は、南菜生、高嶋楓、今田夢菜、大上陽奈子の4名で構成される日本の女性ラウドロックアイドルグループ。その楽曲は、ピコピコ音とスクリーモを掛け合わせた「ピコリーモ」で、シャウトやオートチューンをかけたボーカルを用い、目まぐるしく変化する(早口)。
推しの今田夢菜が引退し、有馬えみりが新加入するという急展開もあり北国遠征自体取りやめにしようとすら思ったが…
ライブ鑑賞。正直来てよかったです。。尊い。。武道館も行く。。(唐突なオタクパート終了します)
ライブ後、成田さんとご挨拶させていただく。アイコン怖かったけどめちゃくちゃいい人でした。ちなみにこの日は5アポ入れているのだとか。北国の凄腕たちの戦い方どうなってるんや。。
次の日が平日ということもあってか祝日にも関わらず街に全く人がいない。
真剣に探して案件いねぇ…
— なにわの銀 (@naniwanoginn) 2021年9月23日
駅周辺に行ったりさまざま試行錯誤するもだめ。この日も坊主。これで3日連続坊主。3連れ出し3負けという状況。北国クラスタの方々が即をアシストしてくれようとしていることも申し訳なさとして込み上がってくる。
「5日間本気で戦って、その上で坊主で帰ることになるのでは…」という不安が脳裏をよぎる。確かに自分はkyoさんやのんちゃまさんのような凄腕ではないので出撃すれば即れるようなプレイヤーではない。それでも三日間本気で戦って全日坊主は堪えるものがあった。プレッシャーで押し潰されそうになる。
焦る気持ちを沈めようとする。今できることをするしかない。次の日に備えて眠りについた。
続く